丸谷明夫先生の経歴がすごすぎる!名言や吹奏楽の指導方法も気になる!

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大阪府立淀川工科高校の吹奏楽部顧問「丸谷明夫」先生。

吹奏楽をしている人なら知らない人はいないのではないかと言われるくらいに、神ってる方なのです。その丸谷明夫先生が、10月23日(日)のテレビ朝日系「題名のない音楽会」に出演されます。

淀川工科高校吹奏楽部といえば、全国大会の超常連校なのです。これまでに全国大会37回出場し、そのうち28回も金賞に輝く、高校の吹奏楽界においては、超有名校なのです。そこの指揮者であり、顧問であるのが、「丸谷明夫」先生なのです。

今回は、丸谷明夫先生のこれまでの経歴や、数々語られてきた名言や、吹奏楽の指導方法についても気になったので、調べてみました。

今回は、丸谷明夫先生ですよ。

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丸谷明夫先生の経歴は?

丸谷明夫先生のプロフィール

まずは、簡単なプロフィールです。

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出典:http://www.japanbandclinic.com/2015/index.html

  • 名前  :丸谷 明夫(まるたに あきお)
  • 愛称  :丸ちゃん
  • 生年月日:1945年9月5日(現在71歳)
  • 出身地 :滋賀県
  • 職業  :大阪府立淀川工科高等学校・名誉教諭、吹奏楽部顧問

現在は、大阪音楽大学客員教授、全日本吹奏楽連盟理事長も兼任されています。

丸谷明夫先生が吹奏楽を始められたのは、中学の時。そして、工業高校を卒業した後、1964年に実習助手として大阪府立淀川工業高等学校(現・大阪府立淀川工科高等学校)に赴任されました。

同時に、吹奏楽の顧問にもなられたそうです。実習助手をしながら、大阪工業大学に通い、教員免許を取得され、同校の電気科の先生になられたようです。

丸谷明夫先生は、小さい頃から、リコーダーが得意だったそうで、中学のときに吹奏楽部に入られたそうです。とにかく、教えることと、音楽が大好きなんだそうです。それが、名門淀工の原点なんですね。

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丸谷明夫先生の経歴がすごすぎる!

とにかく、信じられないほど凄すぎるのです。

まず、丸谷明夫先生は、音楽の先生ではありません。もともと電気科の教員ですので、技術系の先生です。ですから、音楽的な教育を受けてこられたわけではありません。

それにも関わらず、高校の部で最多となる、全国大会28回の金賞受賞を達成しているのです。

これがどのくらいすごいのかというと、高校野球を例にすれば、名門野球部の出身ではなくて、ただただ野球が好きなだけという監督が、28回も全国優勝をなしとげてしまうのと同じことなのです。

しかも、代々の監督が引き継いで伝統を守って、優勝を重ねていくということではなくて、たった1人で、「28回」も全国制覇を達成しているんですよ。

ちなみに、甲子園の最多優勝回数を調べてみたら、2016年時点で、愛知県の「中京大中京高校」の「7回」でした。この28回というのはどれだけすごいか分かると思います。

そして、今年2016年の全国大会ももちろん、「淀川工科高校」が出場されます。「29回」目の金賞受賞となるのか気になりますね。大会は、「題名のない音楽会」放送日の10月23日(日)です。

高校野球は、毎年全国で約3500~4000校近い高校が出場し、各予選を勝ち抜き、わずか49校が各地区の代表(夏の場合)となります。そして、その頂点である全国優勝を目指します。

一方の吹奏楽コンクール高校の部は、毎年、約1500~2000校近い高校が出場し、各予選を勝ち抜き、わずか29校が全国の頂点を目指します。ただし、野球と違い、金賞という賞になりますので、公式的には、日本一とかわかりづらいですが、その順位は伝えられるそうですね。

一概に、高校野球と吹奏楽を比べられませんが、凄さを分かってもらえればありがたいです(笑)。

この偉大なる記録が評価され、丸谷明夫先生は、淀川工科高校から2011年に「名誉教諭」の称号を与えられています。かつて、俳優の故・森繁久弥さんが大阪府立北野高校の名誉教諭になった例はあるそうですが、とても貴重で珍しい称号なんだそうですね。

また、2013年から、「全日本吹奏楽連盟」の理事長に就任され、2014年には、大阪音楽大学の客員教授にも就任されています。

そして、平成26年度の大阪文化賞も受賞されているのです。

これからも淀川工科高校吹奏楽部の記録は続いていくのでしょうね。楽しみです。

丸谷明夫先生の名言や指導方法は?

丸谷明夫先生は数々の名言が有名です。そして、独特な指導方法でも知られています。どんな名言や指導方法なのか、気になるので、調べてみました。

「致知」という人間学を学ぶ月刊誌で丸谷明夫先生の名言が特集されていたようですね。丸谷明夫先生の名言を読むと、やはり全国制覇する指導者としての考え方やそれに応える生徒がどうあるべきかというのが分かります。とても勉強になります。

少しだけ、引用させていただきます。

『子供は喜びや幸せは誰かが
 運んできてくれるような気でいるんですが、
 そんなはずはないわけで、
 苦労した者が苦労した分だけちゃんと喜べるようになっている。』

『指揮棒に合わせて完璧に吹くだけなら
 型どおりの演奏にしかならない。
 それぞれの持ち味を生かしながら、
 結果として合わさった音が生き生きしている

 これが日本一になれるかなれないかの差です。』

『我われもとかく能率のいい方法や、
 すぐ上達する方法を考えがちなんですが、
 そういうものはなくて、やっぱり変わった手、
 相撲でいえば猫騙しなんかを使わず、
 がっぷり四つの寄り切り、
 譜面に書いてあることにきちっと応える王道――王の道、
 それを貫いていくしかないと思うんです。』

出典:http://www.chichi.co.jp/monthly/201211_index.html

『致知』2012年11月号
特集「一念、道を拓く」より

丸谷明夫先生は、部員たちに、「人から言われて、やっているだけでは駄目や。甘い。本気になってやらなあかん」、「日本一の努力をしよう」と語りかけてきたそうです。

日本一の努力って?って思いますよね。この言葉だけでも、かなりなレベルの違いを感じてしまいます。ただ、努力しなければいけないよと言っても、生徒はしているよ!と反発しそうなものですが、日本一の努力は?って聞かれれば、答えは・・・ですよね(笑)

生徒一人ひとりの力を最大限に引き出しながら、日本一をめざす、丸谷明夫先生ならではの、独特な指導法なのですね。

とにかく、教えることと、音楽と生徒が大好きだから、ここまでやってこられたし、これからもやっていけるとおっしゃる「丸谷明夫」先生。淀川工科高校の吹奏楽部員のみなさんがうらやましいです。これからも頑張って欲しいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、淀川工科高校吹奏楽部の顧問である「丸谷明夫」先生について調べてみました。

淀川工科高校吹奏楽部、そして、丸谷明夫先生の挑戦はまだまだ続きます。きっと、今年2016年も全国大会を金賞で締めくくることでしょう。

これからのご活躍に期待しています。

それでは、今回もありがとうございました。

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