宮下瞳さんは、国内最多となる通算626勝をあげた、最強の女性騎手です。
宮下瞳さんは、ご結婚後、ご長男の妊娠を機に現役引退されていましたが、なんと、2016年8月、5年ぶりに、騎手として現役復帰されたのです。
今回は、騎手の年収がどれくらいなのか、宮下瞳さんのこれまでの競馬の成績や経歴、そして、同じ騎手でもある旦那さんやお兄さんのことについても調べてみました。
宮下瞳(騎手)の年収は?
宮下瞳さんは、日本国内で最多勝利をおさめている、最強の女性騎手です。
騎手の方の年収ってどれくらいなのか、気になりましたので、調べてみました。
成績や性別によっても、差があるのでしょうか?
JRA騎手(ジョッキー)の平均年収をクチコミで調べたところ、「1,000万円」くらいとのことでしたが、これは、新人や成績不振の騎手の年収も含めたトータル的な年収と思われます。
一般的な騎手の給料は、月収で「約400万円」だそうです。年収にすると、約5,000万円ってとこでしょうか。
当然、成績が悪かったり、まだ実績がような新人騎手の方ですと、年収で500万円以下の場合もありますが、一般的なジョッキーになると、だいたい年収「5,000万円」くらいなんですね。
かなり高額ですよ。
また、騎手の収入(働き方)には2通りのパターンがあるそうです。
一つ目が、厩舎所属という方法で、厩舎から収入を得る事になります。会社からお給料をもらうサラリーマンのような給与体系になっているんですね。
二つ目が、フリー契約という方法で、レースでの獲得賞金の6%前後の給料の他に、各種手当が加算されます。成績を上げれば上げるほど稼げるパターンですね。
宮下瞳さんは、地方競馬の「名古屋競馬場」所属ですので、一つ目の、厩舎所属のパターンになります。「フリー契約」ではないですが、国内通算最多勝利をあげている実績を見ても、確実に、一般平均の5,000万円以上は行ってますよね。
あくまで、私の推定ですが、年収6,000万円~7,000万円くらいは行ってるのではないでしょうか?
やはり、所属厩舎としても、成績に応じて、特別手当のような手当を加算すると思いますので。
最近では、藤田菜七子騎手のように若い女性騎手も増えてきていますが、落馬の危険はいつもあります。そういう中、国内通算最多の626勝をあげる偉業を達成されている宮下瞳さんはすごいですよね。
ちなみに、この成績は、現役を引退されて5年たってもなお、破られていないだい大記録なのだそうです。
宮下瞳(騎手)の競馬の成績は?
それでは、宮下瞳さんのこれまでの成績をざっと見ていきましょう。
まず、1995年9月に騎手免許を取得されています。
初騎乗は、1995年10月の名古屋競馬第1競走で、オブラディオブラダに騎乗し、「9着」という成績を残しました。続いて、名古屋競馬第6競走で、ショウワミラクルに騎乗し「優勝」され、初勝利をあげています。
そして、1995年から2011年で現役引退するまでの16年間で、通算626勝をあげています。その軌跡を挙げてみます。
- 1997年9月23日、第12回全日本新人王争覇戦で優勝
- 2005年7月18日、名古屋競馬第1競走(アジャイルスーパー)で優勝し、通算351勝を達成。この時点で、吉岡牧子(元益田競馬場所属)が保持していた日本における女性騎手最多勝記録(350勝)を更新しています
- 2006年3月3日、名古屋競馬第7競走の旅人1歳記念で1番人気のマグマチャンプに騎乗し優勝、通算400勝目を飾る。
- 2006年6月6日、名古屋競馬第2競走で、自身の騎乗馬であるヘイセイチャンスと夫・小山信行の騎乗馬メイショウタンドルが「夫婦で1着同着」になるという珍しい記録を達成されました。
- 2007年10月26日の名古屋競馬第7競走で500勝を達成。同年11月にはレディースジョッキーズシリーズ2007で2勝を挙げ、総合優勝を果たした。
- 2009年2月26日、笠松競馬場第1競走でローレルスキーに騎乗し優勝、通算600勝を達成。同年8月9日には韓国・釜山慶南競馬場で開催された「第1回KRA国際女性騎手招待競走」に岩永千明(荒尾)、別府真衣(高知)と共に日本代表として出場。
- 2011年8月11日、愛知県競馬組合より同月16日付けでの引退が発表された
- 2016年7月13日、地方競馬の調教師・騎手合格者が発表され、厩務員から騎手に復帰することとなった。一度引退した女性騎手が復帰するのは日本では初めて。
出典:Wikipedia
この通算626勝は、未だに破られていない大記録です。
現役復帰され、記録がさらに更新されていくのでしょうね。
宮下瞳(騎手)の経歴や夫や兄も紹介
宮下瞳さんは、1977年5月31日生まれの現在39歳です。
出身は、鹿児島県。
非常にかわいいと評判ですよね。
本名は「小山瞳」さんです。
騎手の登録名である「宮下瞳」は旧姓です。
そして、宮下瞳さんの旦那さんは、同じ名古屋競馬場所属の「小山信行」騎手です。
ご結婚された翌年の2006年に、夫婦で「1着同着」という珍記録もあるとのこと。
また、お兄さんは、兵庫県競馬所属騎手の「宮下康一」騎手です。
競馬一族なんですね。
宮下瞳さんは、2011年8月に現役引退が発表されたあと、2012年にご長男をご出産され、現在は2人の子宝に恵まれています。
そして、2016年8月17日、名古屋競馬場で、見事、現役復帰をなしとげたのです。
日本国内の女性騎手が引退してから、現役復帰した騎手は、宮下瞳さんが「初」なんだそうです。
活躍が楽しみですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、女性騎手「宮下瞳」さんについてご紹介しました。
2011年に現役を引退されて、2016年8月、現役復帰を果たしました。
2011年までの成績は、国内最多となる「626勝」をあげています。
現役復帰も最多勝も、女性騎手として、「宮下瞳」さんが初めてなんですね。
育児との両立は大変だと思いますが、その家族とともに歩んで来られたんですね。
これからの活躍が楽しみです。
では、今回もありがとうございました。