柳亭小痴楽の経歴や師匠と家族が気になる!落語家になる方法とは?

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いま、江戸時代以来の落語ブームなんだそうです。

平成の落語ブームを牽引するお一人「柳亭小痴楽」さん。柳亭小痴楽さんが、10月19日(水)放送のNHK「クローズアップ現代+」に出演されます。

平成の落語は、言葉使いを変えたり、SNSを駆使したり、カフェでの出張落語をしたり、これまでの落語では考えられないことが起こっています。そのことで、20代から30代の若者を中心に落語ファンが急増しているのだとか。また、落語家の人数が過去最多を記録するなど、落語家を目指している若者が増えています。

そこで、今回は、この落語ブームを牽引する一人、柳亭小痴楽さんの経歴や師匠と家族について、そして、落語家を目指す人に、落語家になる方法についても調べてみたいと思います。

今回は、柳亭小痴楽さんですよ。

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柳亭小痴楽の経歴や師匠と家族は?

柳亭小痴楽のプロフィール

まずは、簡単なプロフィールです。

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出典:http://geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=20

  • 芸名  :柳亭 小痴楽(りゅうてい こちらく)
  • 本名  :沢辺 勇二郎(さわべ ゆうじろう)
  • 生年月日:1988年12月13日(現在27歳)
  • 出身地 :東京都
  • 職業  :落語家
  • 所属協会:落語芸術協会
  • 階級  :二ツ目
  • 出囃子 :将門
  • 趣味  :読書、サッカー、バスケットボール、洋服、おかし

趣味の「おかし」というのがよくわかりませんが(笑)。お菓子作りということなのでしょうか?

柳亭小痴楽さんは、大学の落語研究部のようなところではなく、生粋の落語家の家で育った方なのです。

柳亭小痴楽の師匠や家族は?

柳亭小痴楽さんの師匠は、

11代目桂文治さん、5代目柳亭痴楽さん、柳亭楽輔さんの3人の師匠に入門しています。現在は、柳亭楽輔さんが師匠になります。

そして、二人目の師匠こと「5代目柳亭痴楽」さんは、柳亭小痴楽さんの父親になります。

柳亭小痴楽さんが16才の時、お父さんである「5代目柳亭痴楽」さんに入門しようと申し出たんですが、病に伏してしまったため、当時の2代目桂平治(現:11代目桂文治)さんに入門したのです。この時の、芸名は「桂ち太郎」でした。

その後、寝坊癖を理由に破門されてしまい、父の門下に移っています。この時の芸名は「 柳亭ち太郎」でした。

そして、父の「5代目柳亭痴楽」さんが腎不全のため57歳という若さで亡くなったあと、二ツ目昇進を期に3代目柳亭小痴楽を襲名し、同時に父の弟弟子・柳亭楽輔さんの門下となったのです。ちなみに、2代目柳亭小痴楽は、父・5代目柳亭痴楽さんの前名です。

現在は、柳亭楽輔さんの弟子として、稽古に励んでいるのですね。

柳亭小痴楽の経歴は?

柳亭小痴楽さんのこれまでの受賞歴など経歴を見てみましょう。

2011年には、第22回北とぴあ若手落語家競演会で「奨励賞」を受賞しています。

また、昨年2015年には、NHK新人落語大賞で決勝(ファイナリスト)まで勝ち残りました。ちなみに、この時の優勝者は、「桂佐ん吉」さんでした。そして、審査員は、「桂文珍」さんや「片岡鶴太郎」さんといったそうそうたる方々でした。

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落語家になる方法とは?

落語家を目指す若者が急増している昨今、どのように落語家になれるのだろうか?と思っている人もいると思います。そこで、調べてみました。

落語家になる方法

落語家になるには、まず、「真打ち」の弟子になる必要があるそうです。

真打ちの弟子と言っても、当然簡単になれるわけではなく、入門したいと思える師匠を見つけたら、何が何でも入門したいことをアピールする必要があります。

寄席や落語会に足しげく通ったり、出演している寄席の楽屋口で待ち受けたり、自宅に訪問したり、とにかく、落語への情熱と師匠に決めた理由や自分の熱い思いを必死に伝えることが肝心だそうです。

それでも、断られる可能性が高いそうですが、めげずに、何度もトライして、食らいつく人が、入門を許可されているそうですよ。

落語家を目指す人は、自分の落語への情熱を熱く根気よく、伝え続けましょう。

そして、晴れて、入門が許可され、弟子として認められると、「前座見習い」という階級からスタートすることになります。

落語の階級

晴れて、弟子入り出来た直後は、「前座見習い」という階級になるそうです。では、階級とそれぞれの仕事内容を見てみましょう。

前座見習い

前座見習いの仕事は、師匠(あるいは兄弟子)に付いて仕事先へのかばん持ち、師匠の家の雑用、そして前座(楽屋入り)になるための修業(落語の稽古、着物の着方やたたみ方、鳴り物の稽古など)です。これらがある程度できるようになると、師匠から許可が出て晴れて楽屋入り、前座となります。この期間は師匠によってまちまちです。

出典:http://geikyo.com/beginner/what_class.html(落語芸術協会HP)

■前座

前座とは、寄席の番組(プログラム)で一番前に高座へ座るので『前座』といわれます。前座の仕事は、前座見習いの仕事のうえに、今度は楽屋での仕事があります。

前座は毎日寄席に通うので、お休みは余一(大の月の31日)のみです。毎日毎日この繰り返しをして、約4年で二ツ目になります。

出典:http://geikyo.com/beginner/what_class.html(落語芸術協会HP)

■二ツ目

二ツ目とは、寄席の番組(プログラム)で二番目に高座へ上がるので『二ツ目』と呼ばれます。二ツ目になると、師匠の家や楽屋での雑用がなくなります。着物も、今までは着流しだったのが紋付を着て、羽織も着られて、袴を着けることもできるようになります。見た目は一人前の落語家です。ただし、毎日楽屋へ来なくてもいいようになり、高座の数も減ります。そこで自分の責任で高座(仕事)を探さなくてはなりません。そのために、噺の稽古(噺の数や技術)にも気を入れないと、たちまちライバルとの差が開いてしまいます。時間が急にできるので、人によっては、だらけてしまうのもこの地位だと思われます。二ツ目を約10年勤めると、いよいよ真打ちになります。

出典:http://geikyo.com/beginner/what_class.html(落語芸術協会HP)

■真打ち

落語家になって目指すのは、やはり真打ちです。真打ちとは、寄席の番組(プログラム)で一番最後に出る資格をもつ落語家です。また、弟子を取ることもできます。真打ちの語源は諸説ありますが、昔の寄席の高座には、照明用に蝋燭が立っていて、寄席が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って消すこと)ことをしたために「芯打ち」といわれ、縁起を担いで、字を「芯」から「真」に換え、「真打ち」となったといわれるのが一般的です。でも、真打ちになったからといってゴールしたわけではありません。人によってはここからがスタートだという人もいます。とにかく落語家は、一生が修業で勉強していかなければならないのです。

出典:http://geikyo.com/beginner/what_class.html(落語芸術協会HP)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、平成の落語ブームを牽引するお一人「3代目柳亭小痴楽」さんについて調べてみました。

落語がより身近に感じられるようになったことが、ブームの要因のひとつのような気もします。落語を気軽に観れる環境がさらに増えれば、ブームはブームじゃなくなるかもしれませんね。

ストレスが多い毎日において、落語を観て、笑い転げたいですよね。

それでは、今回もありがとうございました。

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