証券取引等監視委員会が、金融商品取引法違反、つまり「インサイダー取引」の罪で、元大学教授の男性(81)を刑事告発する方針だというニュースが産経新聞から報道されました。
実名が公表されていないため、この男性は誰なのかと話題になっています。公表されている情報から、多摩大学名誉教授の「河村幹夫」氏ではないかと噂されています。
今回は、この男性が「河村幹夫」氏なのかどうか、そして、「河村幹夫」氏ってどんな人なのか、経歴についても調べてみたいと思います。
今回は、「河村幹夫」氏ですよ。
河村幹夫氏が濃厚か?インサイダー取引疑惑の元大学教授!
この男性の特徴として、以下が公表されています。
- 商品先物市場を運営する東京工業品取引所(現東京商品取引所)で不正な取引を監視する市場取引監視委員会の委員長を務めた
- 先物取引とリスク管理の専門家
- シャーロック・ホームズの研究家
- 年齢が81歳
- 大手商社で取締役を務め、大学教授に転身
- 性別が「男」
と、こんなところです。
では、ひとつひとつ検証してみましょう。根拠ネタは、Wikipediaを参考にしてみます。
1.元・商品先物市場の取引監視委員会委員長
⇒1999年に、東京工業品取引所市場取引監視委員会委員長に就任しているので、あってますね。
2.先物取引とリスク管理の専門家
⇒著書に、「物語で読む先物取引 経済探検 」や「先物探偵術 先物は現代ビジネス、成功の鍵 」、「米国商品先物市場の研究」など、先物取引に関する書籍が多数発行されていますので、先物取引の専門家であることは間違いないですね。
⇒2006年に、多摩大学総合リスクマネジメント研究所長に就任していますし、著書にも「五〇歳からの危機管理 健康・財産・家族の守り方」など、リスク管理に関する書籍が多数ありますので、こちらも、リスク管理の専門家で間違いないでしょうね。
3.シャーロック・ホームズの研究家
⇒シャーロック・ホームズ研究家で、1989年には、「シャーロック・ホームズの履歴書」で日本エッセイストクラブ賞を受賞しています。また、仕事でイギリス駐在時には本場のシャーロキアン協会に所属していたほどですので、こちらもあっていますね。
4.年齢
⇒河村幹夫氏は、1935年生まれだそうですので、現在81歳で間違いないでしょう。
5.大手商社で取締役を務め、大学教授に転身
⇒河村幹夫氏は、1958年に、三菱商事に入社後、取締役まで上り詰めている方です。そして、この三菱商事の歴史の中でも、取締役から大学教授へ転身された方は前例がなかったと言われていますので、こちらもあっていますね。
6.性別
⇒こちらは省略でいいですよね(笑)。あってます(笑)。
以上、6項目について検証してみましたが、すべてに一致しています。
ここまであっていると、やはり「河村幹夫」氏が濃厚の気がしますね。ほぼ間違いないでしょう。
河村幹夫氏ってどんな人?経歴は?
改めて、河村幹夫氏ってどんな人なのか見てみましょう。
出身は、長崎県。その後、愛知県で過ごされています。
出身大学は、「一橋大学経済学部」。
その後、三菱商事に就職されています。親も子供も、三菱グループ勤務だそうですよ。親子3世代に渡り、三菱一家なんですね。
米国三菱商事、三菱商事の新金属・製品部長、半導体部長、半導体事業部長、参与などを経て、1990年に取締役に就任しています。
1997年に、多摩大学経営情報学部教授、多摩大学大学院経営情報学研究科教授に転身し、三菱商事の顧問に就任しています。
その後、東京工業品取引所市場取引監視委員会委員長や、東京工業品取引所取締役、学校法人昭和女子大学監事などを経て、2013年に多摩大学名誉教授となられています。
「米国商品先物市場の研究」で博士(経営学)を取得している先物取引の専門家です。
また、「シャーロック・ホームズ」、「先物取引」、「リスク管理」に関する著書も多数あります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インサイダー取引疑惑で刑事告発されるのはいつなのか?
また、それは、誰なのか?
気になりますね。
あくまで、個人的な推測の域を出ませんが、「河村幹夫」氏が濃厚です。
果たして、どうなのでしょうか?
それでは、今回もありがとうございました。
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