ITエンジニア(技術者)は、知識労働者です。と同時に、ITの専門家でもあります。
ですが、医者でいうところの、内科、外科、歯科、皮膚科、脳外科など専門が分かれているのと同じように、ITエンジニア(技術者)もシステムエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニア、データベースエンジニアなど、専門が分かれているのです。
横断的に仕事を行うITエンジニア(技術者)ですが、本来その分野の専門家が存在するのです。データベースエンジニアは、データベースに関わる分析、調査、設計、運用などが専門です。
ネットワークエンジニアは、ネットワークに関わる専門家です。
データベースエンジニアもネットワークエンジニアもシステムエンジニアに含まれることも多いです。しかし、より専門的に活躍する場面が多いのがそれぞれの専門家です。
ITエンジニアは、大きくくくると、「ITの専門家」となりますが、それを細分化した各エンジニアはそれぞれの技術を磨くのです。そして、それらを結集させるスキルこそが、「人間スキル」なのです。
>> 続きを読む
最近、「コミュ障」という変な言葉が流行っています。
コミュニケーション障害の略称だそうですが、2ちゃんねるやSNSから流行りだした造語だそうです。
なんとも時代を感じます。
なんでもかんでも省略する風潮は、軽いイメージを与えてしまいます。そこには当事者の気持ちには関係なく、陰湿ないじめのようなイメージすら抱きます。流行らせている人たちは面白がっているだけです。
この「コミュ障」も同様です。
調べてみると、「コミュ障」と、医学的な「コミュニケーション障害」とは全く別物であることが分かります。
なぜこのような差別的な言葉が流行るのか理解に苦しみます。まして、SE・プログラマは無口で人付き合いが苦手だという人がたくさんいる業界でもあります。私もそうです。
ですが、きちんと仕事を行っています。偏見だけがひとり歩きしていますが、コミュ障と自分で思っている人には、何も気にする必要がないということを、ここで理解してください。
>> 続きを読む
システム開発の現場では、言われたことしかしない人あるいはできない人がいます。
前者を動かない人、後者を動けない人と定義します。
それぞれのタイプの人の心理を考えたことがありますか?
なぜ、この人は動かないんだろうか?動けないんだろうか?と。
今回は、一般的には役に立たない人と言われている、これら動かない人と動けない人の考えていることについて考えてみたいと思います。
彼らの心理を理解できれば、次は我が身だということが理解できるでしょう。
>> 続きを読む
プロジェクトに参画する条件に、必ず、「コミュニケーション能力の高い人」という項目があります。
また、就活で頑張っている大学生や専門学校生、高校生などが面接をする企業なども、決まって、採用条件に「コミュニケーション能力のある人」というのがあります。
あなたは、コミュニケーション能力は高いですか?
それとも、低いほうですか?
実は、ほとんどの人が、このコミュニケーション能力を間違って解釈しています。
今回は、このコミュニケーション能力について考えてみたいと思います。
>> 続きを読む