コミュ障と思っている人は治し方を探すよりそのままでいる努力をすべし!

目安時間:約 8分

最近、「コミュ障」という変な言葉が流行っています。

 

コミュニケーション障害の略称だそうですが、2ちゃんねるやSNSから流行りだした造語だそうです。

なんとも時代を感じます。

 

なんでもかんでも省略する風潮は、軽いイメージを与えてしまいます。そこには当事者の気持ちには関係なく、陰湿ないじめのようなイメージすら抱きます。流行らせている人たちは面白がっているだけです。

 

この「コミュ障」も同様です。

 

調べてみると、「コミュ障」と、医学的な「コミュニケーション障害」とは全く別物であることが分かります。

 

 

なぜこのような差別的な言葉が流行るのか理解に苦しみます。まして、SE・プログラマは無口で人付き合いが苦手だという人がたくさんいる業界でもあります。私もそうです。

 

ですが、きちんと仕事を行っています。偏見だけがひとり歩きしていますが、コミュ障と自分で思っている人には、何も気にする必要がないということを、ここで理解してください。

 

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コミュ障とはいったい何?

巷で言われている「コミュ障」とは何なのでしょうか?

 

人付き合いや会話が苦手、会話が盛り上がらない、言ってることが伝わらない、大概このようなところでしょうか?

 

単に、人見知り、内向的というだけにすぎません。

 

 

これは病気ですか?

 

個性ではないのでしょうか?

 

医学的な「コミュニケーション障害」とは、会話する際に、言葉の発声が困難で、円滑なコミュニケーションが図れない状態などのことを指すコミュニケーション障害群という疾患を指すそうです。

 

自分がコミュ障と思っている人は、会話するときに、発声が困難ですか?極度の緊張などで、どもりのような症状になることもあるかとは思いますが、普段家族や、親しい人と会話するのは困難な状態ですか?

 

もし、困難なのであれば、本当のコミュニケーション障害群の可能性がありますので、医者に診断していただくことをお勧めします。

 

困難ではないのなら、日常的に不自由なく会話ができるのであれば、コミュ障ではありません。特定の条件の場合に、しゃべれなくなるのは、はっきりいいますが、場数が足りないだけです。

 

恋愛でもそうですし、友達との会話でもそうですし、自分があまりしゃべらなくて、相手がしゃべるのが多ければ、会話が得意になるはずがありません。

 

 

ですが、無理に得意になる必要など全くないのです。

 

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コミュ障の治し方よりもそのままでいる努力を!

会話には、話す役割、聞く役割というのが存在します。

 

どちらかが聞き役になるのは当然のことです。

 

ですから、コミュ障と思っているあなたは、聞き役という役をこなしているだけのことです。

 

むしろ、話さないほうが良いとも言えます。

 

なぜなら、聞き役は、聞き役に徹したほうがいいからです。そして、そのほうが、自分も楽だと感じることでしょう。

 

変なプレッシャーなどを感じずに、自分のペースでゆったりとした気持ちでいることができるでしょう。

 

巷には、会話講座やら、コミュニケーション能力を向上させるための講座やセミナーなどが多数存在します。

 

あなたは受講した経験はありますか?

 

あるのでしたら、どうでしたでしょうか?コミュニケーション能力は上がりましたか?

 

ほとんどの人は、コミュニケーション能力が上がることはないのではないでしょうか?

 

理由は簡単です。

 

多くの講座やセミナーでは、行動を教えているからです。

 

第一印象が大事なので、笑顔で挨拶しましょう。お辞儀の角度はいくらでとか、ロールプレイングで会話を練習しましょう。だれそれがこういったら、こう言いましょう。こう切り返しましょう。などなど。

 

これらは、全て行動を教えていることになります。

 

無理やり行動させられると、負荷がかかり、ストレスになります。自然とできるように何度も練習しましょう。などと言われ、ある程度家に帰ってからも行いますが、だんだんとモチベーションが下がり、いつしかやらなくなります。

 

ストレスにしかならない証拠です。

 

このような状態でコミュニケーション能力が上がるのでしょうか?

 

なぜ、コミュニケーションといえば、会話が重視されるのでしょうか?

 

コミュニケーションの本質を理解していれば、会話に限らず、情報を双方向で伝え合う、共感しあうことに注力すべきことがわかるはずです。

 

それは、どうすれば、相手が喜んでくれるのか、私を理解してくれるのか、そして、自分は相手を理解できるのか?を徹底的に考えることだと考えます。

 

会話するというのは、その一つの手段にしかすぎません。

 

会話せずとも、気持ちを伝え合うこともできます。認め合うこともできます。こういう指導をしている講座やセミナーはあるのでしょうか?

 

コミュニケーション能力を向上させることは、究極には、人に対する優しさとか愛情を深くもてるようになることではないでしょうか。

 

上っ面だけの挨拶やら、会話術などは、はっきり言って、学ばない方がよいと言えます。意味がないです。

 

これらは、講座やセミナーをしている企業が儲かるために行っているだけです。

 

あなたを本当によくしようとは思っていません。よくなったら、よかったね。程度のものです。

 

ですから、コミュ障だからと悩まず、そのままでいることの価値を理解してください。

 

コミュニケーション能力とは何か?高い人と低い人の違いは?でも書いていますが、会話が苦手とか人付き合いが苦手とかは一切関係ありません。

 

関係あるのは、あなたは、今のままでいる努力をすることなのです。

 

今のままで、いかに相手を喜ばすことができるのか、自分も喜ぶことができるのかを一生懸命考えてください。そうすることで、今の自分が自分らしいと思えてきて、自分のことが好きになるようになってくるはずです。

 

その思考こそが、コミュ障の治し方、コミュニケーション能力を高める方法とも言えます。

 

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カテゴリ:コミュニケーション 

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