最近、どこの書店でも、「プログラミングはビジネスマンとして必須のスキルである」という内容の書籍がずらりとならんでいます。
「プログラミング的思考を身につけることは、どの職業のビジネスマンにとっても必須である」とも言い切っています。
なぜなのでしょうか?
書籍で言うところの「プログラミング的思考」とはいったいどのような思考なのでしょうか?
この流れに乗って、プログラミングを勉強しようと思っている方にとっては、今回の記事はあまり役にたたないと思いますので、スルーしていただいて構いません。
しかし、本気でプログラマーを目指している大学生や専門学生などは、しっかり覚えていただきたいことがありますので、今回の記事は有益なものとなると思います。
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システム開発において、構成管理(バージョン管理)はとても重要です。
構成管理を正しく行うことで、品質(Quality)、予算(Cost)、納期(Delivery)を達成させることにつながります。
仕様書、設計書、ソースなどの成果物に対して、構成管理をしていないプロジェクトは、様々なリスクを抱えます。
同一の設計書やソースを複数の人が同時に修正をしていた場合、競合が発生します。その場合、どちらかが上書きされてしまい、修正したものが消えてしまう可能性があります。また、最新版の設計書やソースがどれなのかわからなくなる可能性もあります。
このような状況では、とても、品質が保てるものではありません。
そこで、複数の人が同時に修正することを想定して、修正した順番に「履歴」としてバージョンを管理していく方法、考え方が、構成管理、いわゆるバージョン管理なのです。
ここでは、この構成管理(バージョン管理)の重要性や履歴という考え方について学んでください。
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最近、「コミュ障」という変な言葉が流行っています。
コミュニケーション障害の略称だそうですが、2ちゃんねるやSNSから流行りだした造語だそうです。
なんとも時代を感じます。
なんでもかんでも省略する風潮は、軽いイメージを与えてしまいます。そこには当事者の気持ちには関係なく、陰湿ないじめのようなイメージすら抱きます。流行らせている人たちは面白がっているだけです。
この「コミュ障」も同様です。
調べてみると、「コミュ障」と、医学的な「コミュニケーション障害」とは全く別物であることが分かります。
なぜこのような差別的な言葉が流行るのか理解に苦しみます。まして、SE・プログラマは無口で人付き合いが苦手だという人がたくさんいる業界でもあります。私もそうです。
ですが、きちんと仕事を行っています。偏見だけがひとり歩きしていますが、コミュ障と自分で思っている人には、何も気にする必要がないということを、ここで理解してください。
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プログラムの作成が終わった段階で行うテストが単体テストになります。
単体テストは、軽視されがちですが、実はとても重要な工程になります。
軽視されている理由は、プログラム作成と単体テストを一緒に「実装」工程としているプロジェクトが多いことが挙げられます。単体テストを一つの工程にしていないということです。
そのような状況のプロジェクトでは、単体テストの項目は非常に意味のないものができあがります。
その場しのぎの、どうでもいい、バグの出ないテストしかしないということです。
これでは、結合テスト以降に大量に障害(バグ)が出るのは当たり前なのです。
今回は、品質を上げるための、単体テストに必要な観点について、学んでください。
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システム開発の現場では、言われたことしかしない人あるいはできない人がいます。
前者を動かない人、後者を動けない人と定義します。
それぞれのタイプの人の心理を考えたことがありますか?
なぜ、この人は動かないんだろうか?動けないんだろうか?と。
今回は、一般的には役に立たない人と言われている、これら動かない人と動けない人の考えていることについて考えてみたいと思います。
彼らの心理を理解できれば、次は我が身だということが理解できるでしょう。
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