仕事でEXCELを使うときに、この人仕事できるかもって思える時ってどんなときですか?
システム開発においてもそうですが、パソコン操作で、あまりマウスを使わないで、キーボード中心に操作している人は仕事ができる感じがしますよね。マウスでいちいちメニューバーを選択して操作したり、右クリックしてメニューを選択したりする場面って、確かにちょっともどかしさを感じたりするときもあります。
あなたはどうですか??
もし、心当たりがあるのならば、ちょっとだけ、これを覚えて少し業務の効率アップを図ってみませんか?周りから「おおー」って思われたら嬉しいですよね。
そんな効率化を図るショートカットをご紹介していきます。
まず、今回は、「移動」に関するショートカットです。
シート見出しタブの移動
右方向への移動:「Ctrlキー」+「PageDown(PgDn)キー」
左方向への移動:「Ctrlキー」+「PageUp(PgUp)キー」
各シートの下にある「タブ」の移動です。最初にBOOKを開いた時には、「Sheet1」「Sheet2」・・・と書いてあるタブです。
これです。↓
通常は、マウスでシート見出しタブをクリックして、シートを移動していると思いますが、Aシートと隣り合わせにあるBシートを頻繁に行ったり来たりするような作業の場合、いちいちマウスでクリックするのが煩わしい時があります。そんなときは、マウスを使わず、キーボードだけで移動すると楽ですよ。
ちなみに、このタブ移動のショートカットは、検索や置換とか複数のタブがあるダイアログ(小さい画面)の場合でも同じ操作でタブ移動できます。
BOOKの移動
複数のEXCELブック(ファイル)を開いているとき、Aファイル、Bファイル、Cファイルと交互に参照したり、比較したりする場合、これまた、Windowsのタスクバーをマウスでクリックして選択すると思いますが、これも開いている数が多いとホントマウスでするのが煩わしいです。そんなときは、このショートカットです。
開いているEXCELブックを順番に開いていきます。
ちなみに、全てのファイルを対象に選択したい場合は、「Altキー」+「Tabキー」でできるようになります。
A1セルへの移動
これは、大量データを扱っている場合など特に役立ちます。例えば、10,000行目のXセルに数値を入力したあと、一番上の行まで戻したいって時に、いちいちマウスでスクロールバーをつまんで移動させるのって手間ですよ。そこで、このショートカットで一気にてっぺんまで移動できます(笑)
最終セルへの移動
今度は逆に最終セルへの移動です。最終セルとは、データが入力されている最大行と最大列の交差するセルのことです。
下図の赤枠のところです。
最大行は15行目、最大列はK列です。ですので、最終セルは、15行目のK列となります。15行目のA列ではないので注意してください。
まとめ
今回は、移動に関するショートカットを取り上げました。意外と移動って手間ですよね。マウスでいちいちクリックするとせっかく入力に集中していたのに、ちょっと面倒だなって思う瞬間でもあります。今回の移動に関するショートカットを使って移動を楽にしてみませんか?
では、また。