※岩手の2016夏の甲子園出場校(岩手代表)が決定したので、記事を更新しています。
2016年夏、いよいよ高校球児たちの熱い夏がはじまりました。
高校野球『岩手大会』2016年の展望と注目選手、そして優勝候補もズバリ予想してみます!
今年の岩手大会は私立3強の三つ巴が予想されます。
一関学院、盛岡大付、花巻東の私立3強が横一戦に並び、公立勢がどこまで追い上げるのかが注目されます。どのチームが甲子園の切符を手にすることができるのか?
2016夏の岩手大会の日程は、2016年7月8日(金)から21日(木)の予定で、68校で熱戦を繰り広げます。
※7月24日追記
決勝が行われ、接戦の末、1-0で「盛岡大付」が「一関学院」を下し、岩手大会を制しました。
<2016夏の甲子園速報>
⇒夏の高校野球(甲子園) 2016の日程・組み合わせ・試合速報!
<決定!東北の2016夏の甲子園出場校>
⇒青森:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!青森大会結果速報
⇒秋田:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!秋田大会結果速報
⇒岩手:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!岩手大会結果速報
⇒宮城:高校野球 2016 夏の甲子園出場校(宮城)決定!宮城大会結果速報
⇒山形:2016夏の高校野球(甲子園)山形の出場校「鶴岡東」!結果速報!
⇒福島:高校野球 2016 夏の甲子園出場校(福島)決定!福島大会結果速報
高校野球岩手大会の展望「2016夏」は?
今年の岩手大会の予想です。
「一関学院」は、投打のバランスがよく、優勝候補の筆頭です。
そして、強力打線の「盛岡大付」、小ワザを絡めたチーム力で勝負する「花巻東」が続きます。
また、秋の県大会ベスト4、春の県大会ベスト8の「花巻南」、春ベスト4の「一関工」、地区予選で一関学院を倒した「千厩」や春の県大会で強豪・専大北上を延長の末サヨナラ勝ちし、ベスト8まで勝ち進んだ「高田」、センバツ出場の「釜石」などの公立勢がどこまで奮闘するのかが見所です。
それでは、優勝候補の3校「一関学院」「盛岡大付」「花巻東」の2016夏の展望をご紹介します。
一関学院(本命)
春の県大会では、決勝で「花巻東」に競り勝ち、2年連続春の大会を制しました。
地区予選での敗者復活から上がってつかんだ連覇なだけに、「気を緩めたら負ける。ということを選手ひとりひとりが肌で感じてくれた」と沼田監督がコメントしており、夏への手応えが十分な状態です。
今年の一関学院の目玉は、投手層の厚さ。
エースの左腕「大竹(3年)」は、130キロ台のストレートで内角ギリギリに攻め込む強気の投球と落差の大きい変化球が武器。また、決勝に先発した右腕の「千葉拓(3年)」と右横手の「佐々木(3年)」も健闘し、投手層に厚みが増してきました。
打線は上位から下位までつながる打線を誇ります。
2年生の「小椋」、県打率4割の3番「小林(3年)」、登板しないときは外野を守る中軸の「大竹(3年)」らをはじめ、下位でも、準々決勝からの3回戦で打率5割を超える活躍を見せた「千葉愛(2年)」らで、上位から下位までどこからでも得点につなげられる強みがある。
2016夏の岩手は、「一関学院」が優勝候補の筆頭です。
盛岡大付(対抗)
秋の県大会では、強豪「花巻東」「専大北上」「一関学院」を破り優勝しましたが、春の県大会では、3位となり、課題を残した結果となりました。
打線は、春の県大会5試合で「53安打」は、優勝した「一関学院」を凌ぐほどの強力打線になっていますが、投手陣に不安を残しています。
準決勝の「花巻東」戦では、6回以降に11失点を許してしまい、総崩れ。
右腕の「井上(3年)」、「坪田(3年)」、「臼井(2年)」、左腕の「三浦(2年)」、「森(2年)」がどこまで踏ん張れるのかが、勝敗の鍵を握っています。
苦い経験を夏で晴らすことはできるのかが見所ですね。
花巻東(要注意)
昨夏の甲子園の経験者に新戦力をプラスした新・花巻東が、秋の県大会では2回戦敗退ながら、春の県大会では準優勝、東北大会ではベスト4まで成長しました。
県打率5割5分9打点の3番「熊谷(3年)」、全試合安打の1番「佐藤太(3年)」、準決勝の盛岡大付戦で勝ち越し2ラン本塁打を放った2年生の「足沢」らが大活躍しています。
一方、投手陣も、昨夏甲子園経験者の左腕「平沢(3年)」「加藤(3年)」、右腕の「佐藤真(2年)」が好投で順調な活躍ぶりです。
全体的なチーム力が底上げされ、昨夏につづく2連覇を目指します。
高校野球岩手大会の注目選手は?
今年の岩手大会での注目選手を挙げてみました。
彼らの活躍が勝敗の鍵を握っていることでしょう。
<投手>
- 大竹 樹希哉 一関学院(3年)
- 岩間 大 釜石 (3年)
- 千田 雄大 高田 (3年)
- 前野 雄介 花巻南 (3年)
<捕手>
- 菊池 健太郎 釜石商工(3年)
<内野手>
- 小林 亮介 一関学院(3年)
- 千葉 健志 一関工 (3年)
- 遠藤 優希 千厩 (3年)
- 熊谷 星南 花巻東 (3年)
- 菅原 優輝 盛岡大付(3年)
<外野手>
- 千葉 耕太 花巻東 (3年)
- 植田 拓 盛岡大付(2年)
中でも注目するのは、盛岡大付の2年生「植田 拓」です。
2年生で小柄ながらもスイングは力強く、パンチ力があります。また、勝負強いところもあり、盛岡大付の強力打線を牽引する存在でもあります。優勝への期待が高まりますね。
まとめ
今年の岩手大会の優勝候補の筆頭はズバリ「一関学院」です。
私立3強が拮抗していますが、投打ともに安定した「一関学院」が1歩リードしており、優勝に期待がかかります。
あとに続く「盛岡大付」は投手陣の不安を打線でカバーできるのか、「花巻東」はチーム力で昨夏甲子園出場の意地を見せるのか、はたまた、公立勢がどこまで食らいつくのか見所ですね。
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