※宮城の2016夏の甲子園出場校(宮城代表)が決定したので、記事を更新しています。
2016年夏、いよいよ高校球児たちの熱い夏がはじまりました。
高校野球『宮城大会』2016年の展望と注目選手、そして優勝候補もズバリ予想してみます!
昨年の覇者「仙台育英」は、今年も甲子園の切符を手に入れることができるのか?
2016夏の宮城大会の日程は、2016年7月9日(土)から28日(木)の予定で、73校で熱戦を繰り広げます。
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<2016夏の甲子園速報>
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高校野球宮城大会の展望「2016夏」は?
今年の宮城大会の予想です。
昨年の覇者「仙台育英」ですが、春の大会では、「東陵」に準決勝で惜敗し、県3位に終わってしまいました。しかしこの敗戦を力に変え、強力打線が復活。他の追随を許さず、2年連続甲子園への切符を目指します。
仙台育英を必死に追っているのが「東陵」、そして「東北」です。
今年も、宮城大会は、私立3強の三つ巴になる予想です。
そのほかでは、春でベスト4の「柴田」、秋春ベスト8の「仙台三」、秋ベスト8の「利府」の公立勢がどこまで私立に立ち向かうことができるのかが見所ですね。
それでは、宮城の優勝候補3校「仙台育英」「東陵」「東北」の2016夏の展望をご紹介します。
仙台育英
昨年2015夏の甲子園での「準優勝」の悔しさが未だに尾を引いています(笑)。
惜しくも東海大相模に破れてしまいましたが、優勝できる実力は十分でした。
今年こそは、全国制覇で白河の関超えを果たして欲しいと思っているのは、私だけではないでしょう。
2016年夏の仙台育英ですが、昨夏の準優勝メンバーの1番「西巻(2年)」、2番で主将の「瀬戸(3年)」からはじまる打線は、既に全国屈指のレベル。
春の県大会でチーム最多の8打点をあげた4番「福山(3年)」、現ロッテの平沢を彷彿とさせる、巧打なバッター5番「斎田(3年)」、思い切りのいい6番「佐藤達」らは、好不調の波が少なく、バットを振れる選手がそろい、強力打線の爆発に期待がかかります。
一方、不安材料は「投手陣」。
秋の大会のエース「大崎」が腰痛のため、春の県大会では出場できなかったことが、県大会3位の結果になってしまったのかもしれません。
しかし、鈴木、中島、熊沢らが力投を見せ始めています。また、期待の大きい2年生左腕「長谷川」も調子を上げてきているため、投手陣の底上げがされてきています。
継投でうまく繋げるかが鍵になると思います。
佐々木監督も、目指すは、「東北勢初の大旗」だと力強いコメントをされています。
優勝候補の中で大本命の「仙台育英」です。
東陵
東陵は、春の県大会で仙台育英を破り「優勝」を勝ち取りました。
今、最も勢いのある仙台育英にとっても、東北にとっても強敵と言えるでしょう。
秋の大会では、仙台育英にコールド負けを喫し、その屈辱から見事春の大会では仙台育英を準決勝で撃破しました。
また、春の大会では、東北との決勝で、逆転サヨナラで制しただけに粘り強さは定評があります。
3番「小畑(3年)」が準決勝、決勝で6つのフォアボールと警戒された中、県打率5割に届く勢いの2番「吉野(3年)」らが奮起し、優勝を勝ち取りました。
また、エースの右腕「八鍬(3年)」が、全ての試合で完投し、無四球、1死球の精細な制球力を発揮しています。しかし、1人で投げぬくには不安も残ることから、東陵は2番手投手が鍵を握ると語っています。
28年ぶりの夏の甲子園の切符は手に入れることができるのでしょうか?
東北
東北は、秋に仙台育英、春に東陵に破れ、共に「準優勝」に甘んじています。
夏では、7年も甲子園から遠ざかっている古豪「東北」です。
今年は、1年生の「杉崎」が春から1番に抜擢、2年生の4番「植木」、3年生の5番「熊谷」が県内屈指の長打力を誇ります。
また、エース左腕の「渡辺(3年)」が繰り出す130キロ後半のストレートは、リリースが見えにくいフォームであり、打者にとっては打ち崩すのは難しいと言われています。
秋、春のリベンジが夏に実を結ぶのか?1年生の杉崎が東北をどこまで元気にさせるのかも見どころです。
高校野球宮城大会の注目選手は?
今年の宮城大会での注目選手を挙げてみました。
彼らの活躍が勝敗の行方を握っていることでしょう。
<投手>
- 岩佐 公太 柴田(2年)
- 相沢 英希 聖和学園(3年)
- 佐々木 博一 仙台三(3年)
- 乙戸 詠央 仙台商(2年)
- 渡辺 法聖 東北(3年)
- 八鍬 晃貴 東陵(3年)
- 菅原 俊之介 富谷(3年)
<内野手>
- 熊谷 航 東北(3年)
- 瀬戸 泰地 仙台育英(3年)
- 西巻 賢二 仙台育英(2年)
- 小畑 拓斗 東陵(3年)
<外野手>
- 藤井 一星 東北学院榴ヶ岡(2年)
中でも、注目なのが、東北学院榴ヶ岡2年の「藤井一星」です。
彼は、早稲田実業の「清宮」並みの長距離バッターに育ってきました。
秋までは控え選手であったにも関わらず、春の大会からは、本塁打11本も飛び出すなど、レフトの定位置を手に入れてから目覚しい成長を遂げています。
春の大会では、準々決勝で仙台育英に無安打だったことから、リベンジに燃えています。
まとめ
今年の宮城大会の優勝候補の筆頭はズバリ「仙台育英」です。
昨夏の甲子園準優勝の悔しさをぜひとも、今年の夏の甲子園で爆発させてほしいものです。
東北勢初の大旗を今か今かと待ち望んでいます。
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