※秋田の2016夏の甲子園出場校(秋田代表)が決定したので、記事を更新しています。
2016年夏、いよいよ高校球児たちの熱い夏がはじまりました。
高校野球『秋田大会』2016年の展望と注目選手、そして優勝候補もズバリ予想してみます!
今年も秋田大会は混戦が予想されます。上位チームの実力が拮抗している中、どのチームが甲子園の切符を手にすることができるのか?
2016夏の秋田大会の日程は、2016年7月12日(火)から23日(土)の予定で、47校で熱戦を繰り広げます。
※7月25日追記
決勝戦が行われ、大曲工が角館を8-7で破り、夏の甲子園初出場を決めました。
<2016夏の甲子園速報>
⇒夏の高校野球(甲子園) 2016の日程・組み合わせ・試合速報!
<決定!東北の2016夏の甲子園出場校>
⇒青森:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!青森大会結果速報
⇒秋田:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!秋田大会結果速報
⇒岩手:甲子園(高校野球) 2016 夏の出場校決定!岩手大会結果速報
⇒宮城:高校野球 2016 夏の甲子園出場校(宮城)決定!宮城大会結果速報
⇒山形:2016夏の高校野球(甲子園)山形の出場校「鶴岡東」!結果速報!
⇒福島:高校野球 2016 夏の甲子園出場校(福島)決定!福島大会結果速報
高校野球秋田大会の展望「2016夏」は?
今年の秋田大会の予想です。
ここ数年同様に、上位チームの実力が拮抗している中での2016夏の秋田大会です。
その中でも、秋の県大会準優勝、春の県大会優勝の「能代」が一歩リードしています。
そのあとに、春3位の「大曲工」、PL学園OBの「阪川監督」からバトンを受け継いだ話題の同じくPL学園OBの「西野監督」が指揮をとる「明桜」が続きます。
また、秋の県大会で優勝した「秋田」、春の県大会ベスト4の「秋田中央」、県内ナンバー1左腕の佐藤宏(3年)を擁し秋ベスト4、春ベスト8に上り詰めた「大館鳳鳴」、昨夏の甲子園ベスト8の「秋田商」なども十分優勝を狙えるチームが揃っています。
優勝候補は、「能代」「大曲工」「明桜」ですが、予想では、「能代」が筆頭です。
果たして、今年の秋田を制するのはどのチームでしょうか?
優勝候補の3校の2016夏の展望をご紹介します。
能代(本命)
秋の県大会では、準優勝。春の県大会では優勝と、着実に実力をつけてきています。
その原動力となっているのは、右腕のエース「大塚(3年)」です。秋から投手となり、春からはエースナンバーを背負い、優勝に貢献しています。
大塚の持ち味は、重いストレートにチェンジアップを交えた緩急を自在に操るところです。
春の県大会では、準々決勝、準決勝で連続完投しています。
また、決勝で先発した右腕「皆川(3年)」、春2試合に登板した2年生右腕「後藤」の丁寧な投球で安定しています。
今年の「能代」は、投手陣に期待がかかります。
一方、打線も勝負強い4番「杉渕(3年)」、決勝で2打席連続本塁打を放った5番「小林敬(3年)」を軸に強力打線です。
1992年に春の県大会で優勝し、その夏に甲子園へと勝ち進んだ24年前。
その流れを2016は果たせるのか?
チームは気合十分です。
大曲工(対抗)
春の県大会では、準決勝で「明桜」に8失点で敗れましたが、そのほかの試合では計2失点と守りの硬さをうかがわせます。
また、春では、3位で東北大会出場も果たしています。
大曲工は、投手陣が県内屈指の実力を誇る2年生エース右腕「藤井」、昨年のセンバツメンバーである右腕「鈴木理」を擁し、気合十分です。
ただし、春の県大会の「秋田中央」との3位決定戦で「藤井」が右足を強くひねってしまい、足の状態が心配されるところです。
一方、打線は、昨年のセンバツメンバーである3番「守沢(3年)」、2番で主将の「高橋陽(3年)」、思い切りのいいスイングをする4番「佐藤泰(3年)」の上位打線の得点率が高く、いかに得点を挙げられるのかが勝敗を握っています。
春のような、数少ない好機を得点につなげられる試合運びができれば、夏初の甲子園も見えてきます。
チームは奮起することでしょう。
明桜(要注意)
2016年6月13日。
夏の大会開幕まであと1カ月を切っていたタイミングで監督が交代した「明桜」。
低迷していたチームを部長として生活面から立て直し、春の県大会で準優勝、東北大会ではベスト8という成績が認められ、前任の「阪川監督」からバトンタッチをした「西野監督」。
PL学園のOBである「西野監督」は、着実に「明桜」を常勝チームを作り上げようとしています。最も怖い存在になりそうです。
春の県大会では、エース右腕の「阪田(3年)」、打線では4番で主将の「東内(3年)」、5番「前田(3年)」が投打の要であり、勝負を握る鍵でもあります。
7年ぶりの甲子園への切符を手にすることはできのでしょうか?
「明桜」は、今年よりも、来年、再来年の行方に期待がかかります。
高校野球秋田大会の注目選手は?
今年の秋田大会での注目選手を挙げてみました。
彼らの活躍が勝敗の鍵を握っていることでしょう。
<投手>
- 金沢 龍介 秋田 (3年)
- 佐藤 宏樹 大館鳳鳴(3年)
- 藤井 黎來 大曲工 (2年)
- 小木田 敦也 角館 (3年)
- 大塚 聖那 能代 (3年)
<捕手>
- 杉渕 英佑 能代 (3年)
- 大高 慎也 能代松陽(3年)
<内野手>
- 古谷 凌平 秋田商 (3年)
- 石垣 克貴 秋田中央(3年)
- 赤上 優人 角館 (3年)
<外野手>
- 東内 凛 明桜 (3年)
中でも、注目するのが、大館鳳鳴の3年「佐藤 宏樹」です。
伸びのあるストレート定評があり、将来性を感じさせられます。
春の県大会では大曲工に敗れましたが、4安打11奪三振と実力十分です。
2011年の21世紀枠でのセンバツ以来、夏初の甲子園をつかみとれるのかが見所です。
まとめ
今年の秋田大会の優勝候補の筆頭はズバリ「能代」です。
実力が拮抗する秋田大会ですが、1歩リードの能代に期待がかかります。
大曲工、明桜をはじめ、秋、春の県大会ベスト8以上の各校が虎視眈々と優勝を目指します。
●北海道・東北の2016夏の大会
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