松永夏紀さんというとピンと来ない人もいるかもしれませんが、「きゅんくん」と言えば、「あぁ~」と、うなる人も大勢いるのではないでしょうか?
そうです、「ファッションとしてロボットを着る」開発を行っている「きゅんくん」が、実は「松永夏紀」さんなのです。
今回は、松永夏紀さんが開発されているロボットファッションと、大学や出身についても調べてみたいと思います。
松永夏紀(きゅんくん)のロボットファッション
きゅんくんこと、松永夏紀さんの肩書きは、「ロボティクスファッションクリエイター」。
現在、大学で機械工学を学びながら着られるロボットの開発・制作に携わっています。
この制作では、金属加工、電子工作、洋裁などを全て松永夏紀さん自身で手がけられています。
これまでに、TOKYO DESIGNERS WEEK 2014企画展「スーパーロボット展」や、SXSW2015などで作品を発表されています。
なかでも、海外からも特に注目を集めている、アーム型ウェアラブルロボット「METCALF(メカフ)」が、2015年にアメリカテキサス州で開催された「SXSW2015」で発表されました。
この「METCALF(メカフ)」は、「AKB48」の単独公演でのステージ衣装として装着されたことでも話題となりましたね。
「METCALF(メカフ)」の名前の由来は、松永夏紀さんが、「メカ服」と呼んでいたため、その名前が付けられたそうです。
ウェアラブルロボットといっても、ただ着る服のように、特に機能など付いてないロボットです。
いわゆる装飾的な位置づけです。
カーディガンとかジャケットを着るように、ファッションのアクセントとして身に付ける。
それが、たまたまロボットだったという感覚ですね。
だから、あえて、余計な機能をもたせずに、「機械」のままにこだわったのだと思います。
その「METCALF(メカフ)」の新作である「METCALF clione(メカフクリオネ)」のPVが公開されていますのでご紹介します。
ブルーの装飾が施されたアクリル板のアーム型ロボットを背負った女子高生が街中を歩いていく様子が映っています。コンセプトは、「METCALF clione(メカフクリオネ)」が当たり前に身につけられている未来だそうです。
松永夏紀さんが、ロボットファッションの開発を手がけるようになったきっかけは、もともと、小学生のころからメカが好きで、将来の夢はロボットを作ることだったそうです。
そして、その後、ファッションやアート、演劇などにも趣味の幅が広がって行きましたが、ロボットへの思いはさらに増して、高校時代に被服部に所属したのをきっかけに「ロボティクスファッション(着られるロボット)」の制作を独学ではじめたのがきっかけだったそうです。
現在は大学で機械工学を学びながら、金属加工から電子工学、縫製までを自ら手がけ、日々作品作りに励んでいる毎日です。
「メカは可愛い。モーターとか、配線がウニョウニョしているものもキュンとします」とおっしゃっていますので、今は、彼氏とかにはあまり興味はないのかもしれないですね。
松永夏紀さんが目指しているのは、ファッションを楽しみようにロボットを着て楽しむことだそうです。
ロボットを人が操るのではなく、人間同士も分かり合えない部分が多々ある中で、人間とロボットも分からない部分が多いはず。そういう関係性、つまり、人とペットのような関係を人とロボットにも欲しいために、あえて、多機能なロボットにするのではなく、必要最小限に留めておくようにしているそうです。
あくまで、モノとして、機械としてのロボットという位置づけですね。こちら側が一方的に好きになるような存在にするのが目標だそうです。
これからもファッションとしてのロボットを新たに開発していくことでしょう。そして、ロボットを身に付けることが日常になる日が近いかもしれませんね。これからどのようなロボットファッションが生まれるのか楽しみですね。
松永夏紀(きゅんくん)の大学や出身は?
松永夏紀さんは、1994年7月12日生まれの22歳です。
出身は、東京都。
Yahooニュースに載ってます!徹夜明けの顔です😈https://t.co/R2R6pY4Ex4
— きゅんくん (@kyun_kun) 2016年9月9日
大学は、確かな情報は色々調べましたが、ありませんでした。
twitterなどのSNSから、「東京電機大学」が有力でないかという情報が多数あります。
私も、実は、そう思います。
そして、確信を持っています。
その理由、根拠は、東京電機大学のイメージキャラクターが「鉄腕アトム」だからです。
松永夏紀さんは、小さい頃から、大の「アトム」好きで知られています。
もしかしたら、アトムになりたいくらい好きだったかもしれません。
ロボット開発の原点とも言えるのが、この「鉄腕アトム」なのです。
ですから、ロボット研究に特化した学科があるというのは、確かに重要な選択肢だとは思いますが、決定打は、アトムが東京電機大学のイメージキャラクターだったからではないでしょうか?
参考までに、東京電機大学のサイトのトップページにアトムがいます(笑)。
もちろん、私の推測なので間違っている可能性もありますが、ほぼあっているのではないかと思っています。(間違いが判明したら訂正しますので)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、きゅんくんこと、松永夏紀さんをご紹介しました。
現役の女子大生が、世の中を変えるくらい大きなことをしています。
これから、まだまだ新たな開発に取り組むことでしょうね。
どのようなファッションが未来にはあるのか、楽しみですね。
それでは、今回もありがとうございました。