松井玲奈「新・幕末純情伝」でもう「元アイドル」とは言わせない!

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元SKE48のエース「松井玲奈」さん。

今、舞台『新・幕末純情伝』の沖田総司役で、大きな話題を呼んでいます。

SKE48を2015年8月に卒業してから、1年足らずで、女優の登竜門とも呼ばれる「幕末純情伝」の主演に大抜擢されたのです。

もう「元・アイドル」とは言わせない覚悟で、体当たりの演技が公開前からかなり話題になっていました。

女優・松井玲奈

果たして、その実力や評価はどうなのでしょうか。

今回は、元アイドルで女優として活躍されているかたや松井玲奈さんの、舞台『新・幕末純情伝』にかける意気込みやその評価などをご紹介したいと思います。

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松井玲奈・9代目沖田総司を襲名

1989年からはじまった「幕末純情伝」。

これまで、8人の女優さんが、主演・沖田総司を演じてこられました。

松井玲奈さんは、「9代目沖田総司」です。

これまでに演じてこられた女優さんたちの共通点は、

ズバリ、

有名人気女優」であるということ。

人気、実力ともに、当時の若手を代表する女優さんばかりなのです。

歴代の女優さんを見てみると、

  • 初代 平栗あつみ(1989~1990年 舞台)
  • 二代目 牧瀬里穂(1991年 映画)
  • 三代目 藤谷美和子(1998~1999年 舞台)
  • 四代目 広末涼子(2003年 舞台)
  • 五代目 石原さとみ(2008年 舞台)
  • 六代目 鈴木杏(2011年 舞台)
  • 七代目 桐谷美玲(2012年 舞台)
  • 八代目 河北麻友子(2014年 舞台)

主演級の女優さんばかりです。

これゆえに、女優の登竜門とも言われているのですね。

この沖田総司を演じることは、女優として大きく羽ばたくきっかけになるのです。

とてもつもなく、重大なことだと思います。

ましてや、超売れっ子の「元・アイドル」がこの「沖田総司」を演じるのは「」の快挙なのです!

前田敦子さん、大島優子さんをはじめ、AKBグループから女優に転身している人がけっこういますが、女優としての評価はいまひとつパッとしません。少しずつ評価はされていますが、まだまだこれからなのだと思います。

アイドル時代に超売れっ子で、現在は女優をしている人というのは、キョンキョンこと「小泉今日子」さんくらいではないでしょうか?

アイドル出身で有名な女優さんは割といらっしゃいます。たとえば、

  • 上戸彩(Z-1)
  • 菅野美穂(桜っ子クラブさくら組)
  • 中谷美紀(桜っ子クラブさくら組)
  • 篠原涼子(東京パフォーマンスドール)
  • 仲間由紀恵(東京パフォーマンスドール)
  • 深田恭子(HiP)
  • 永作博美(元ribbon)
  • 満島ひかり(Folder5)

こんな感じですが、ほとんどアイドル時代は無名でしたよね。知っている人はかなりなマニアです(笑)。

ソロでも、

  • 小泉今日子
  • 中山美穂
  • 南野陽子
  • 斉藤由貴
  • 広末涼子

などですが、イメージは、グラビアや女優から少し歌も歌いますくらいのノリの人が多かったですね。

純粋に、アイドル時代に、一時代を築いて女優として大成しているのは、キョンキョンくらいではないでしょうか?キョンキョンは、何といっても、最近のNHK朝ドラの火付け役だった「あまちゃん」が好演でかなり評判でしたよね。

ミポリンこと「中山美穂」さんは女優としては有名ですが、アイドルとしてはあまり大成したとは言えないのではないでしょうか?

広末涼子さんは、アイドルよりは女優のイメージですね。4代目沖田総司ですが(笑)。

ですので、世界的な人気を誇る「AKBグループ」の姉妹グループ「SKE48」で、松井珠理奈とWセンターとしてグループを引っ張ってきた功績は、まさに一時代を築いてきたと言えるのではないでしょうか。

このことから見ても、超売れっ子の元アイドルが女優として大成している人というのは、かなり希少なのだと思います。

ですから、「松井玲奈」さんは、「元・アイドル」としての客寄せ的な抜擢ではなく、女優としての才能を認められたからこその抜擢なのではないでしょうか?

制作側としても、つかこうへい作品の質を落としたくないと考えていると思うので、「元・アイドル 松井玲奈」ではなく、「女優・松井玲奈」として、認めたからこその大抜擢だったのではないでしょうか?

実際、抜擢された理由として、プロデューサーの岡村俊一さんは、「見た目の可憐さとは裏腹に、内面に潜む女優としての狂気に期待している」と語っています。

SKE48を卒業してから、本格的に女優として活動していますが、あまりにも精力的で体当たりの演技であるため、「怪演」とも称されているのです。

アイドルらしい可愛いルックスとは裏腹な、野性的で人間的な部分を臆することなく表現できるのが松井玲奈さんなのではないでしょうか?それが、観る側には、狂ったような人間のもつ憎しみや欲望がうまく表現され、心に響くのではないでしょうか。

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松井玲奈・『新・幕末純情伝』への意気込み

直に熱い思いに触れることで、幕末を生きた人たちの思いや情熱を自分たちが受け止め、それを熱く伝えたいと意気込み十分です。直接劇場に来て、その熱い思いを感じて欲しいとコメントされています。

キレキレの動きで、殺陣(たて)においては、歴代・沖田総司役の中でもピカイチだそうです。

SKE48時代のダンスが生きたと思いきや、松井玲奈さんは運動音痴だったんですね(笑)。

かなり稽古を積んだ結果、素早い動作での殺陣(たて)を身につけたことは、男子からみても素晴らしいの一言です。

この殺陣(たて)は、とても凛々しくSKE48時代はファンではなかった人も、この舞台で新たにファンになったという人も多いのではないでしょうか?かくいう私もその中の一人ですが・・・(笑)。

そして、WセンターとしてともにSKE48を引っ張ってきた「松井珠理奈」さんが総選挙で3位に入ったことを受け、「刺激をもらって、自分は芝居で上位を目指したい」と語っていました。いつまでも良きライバル関係でいてほしいですよね。

なかなか様になっています。この女剣士・沖田総司とアイドル顔のギャップがたまらないですね。

公演スケジュールです。

東京・天王洲銀河劇場 6月23日(木)〜7月3日(日)
東京・紀伊國屋ホール 7月6日(水)〜7月17日(日)
大阪・梅田芸術劇場メインホール 7月22日(金)〜7月24日(日)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、元SKE48のエース「松井玲奈」さんについてご紹介しました。

「新・幕末純情伝」は、「松井玲奈」さんをさらに鍛え、磨きをかけ、大女優への布石となるか?

これからの活躍に期待です。

舞台は、映画やドラマと違い、躍動感にあふれ、キャストの息づかいを直に感じることができるので好きです。

実際のライブなどもそうかと思いますが、直接、その本人に会えるというのは、それだけでもドキドキワクワクしてしまいます。

単なるアイドルから女優へ転身ということではなく、

松井玲奈さんの場合は、もともと女優が向いていたのかもしれません。

そう思わせる、役に対する感情移入が半端ないのです。

話題になっているキスシーンなど体当たりな演技も、恥ずかしさよりも、その役になりきれば自然なことと言い切るプロ魂!

それこそ、プロデューサーを「玲奈以外に考れられない」と言わしめた実力なのだと思います。

もう、誰も「元・アイドル」とは言わないでしょう。

女優・松井玲奈

今後ドラマや映画などでも、様々な主演を演じていくことでしょう。

ますます目が離せませんね。

それでは、今回もありがとうございました。

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