今回は、ショートカットを使って、大量にデータをコピーする方法をご紹介します。
パターンとして2つ取り上げます。
1つ目は、一つのデータを複数行(列)に一括コピーする方法です。
2つ目は、複数行(列)のデータを一括コピーする方法です。
そのために、範囲指定のショートカットを使います。
範囲指定のショートカット
「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「矢印キー」
それでは、例を示しましょう。
一つのデータを複数行(列)に一括コピー
まず、以下のデータ表を用意しました。
A列にデータが入力されています。
「A2」セルのデータを、「C列」の全行に一気にコピーします。
方法は、以下の通りです。
- A2セルを選択
- A2セルを「Ctrlキー」+「C」でコピー
- C2セルを選択
- C2セルを「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「↓キー」で範囲指定
- 「Ctrlキー」+「V」で貼り付け
方法の1~4までが下図の状態になります。
方法5で、下図の通り、一括コピーされます。
複数行(列)のデータを一括コピー
今度は、複数行を指定し、一括コピーをします。
方法は、以下の通りです。
- A2セルを選択
- A2セルで「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「↓キー」で範囲指定
- 「Ctrlキー」+「C」でコピー
- D2セルを選択
- 「Ctrlキー」+「V」で貼り付け
方法の1~4までが下図の状態になります。
方法5で、下図の通り、一括コピーされます。
まとめ
今回は、上から下への範囲指定をご紹介しましたが、下から上の場合は、「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「↑キー」となります。また、横方向の範囲指定に関しては、矢印キーの「→」「←」を使用して、左から右、右から左へと範囲指定ができます。
大量データを編集する際には、非常によく使用しますし効率アップできます。一気にコピーや移動する場合と削除する場合、一瞬できますよ。
ぜひ、使ってみてください。
では、また。