【EXCELお役立ち情報】商品単位の売上高はどうやって求める?SUMIFの使い方

今回は、EXCELの「SUMIF関数」に関する使い方です。

COUNTIF関数に続いて、SUMIF関数です。

COUNTIF関数はこちらを確認してみてください。

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構文(SUMIF)

SUMIF関数は、同じ項目(グループ)の数値の合計を求める関数です。使い方としては、以下のような感じです。

SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

範囲:合計値を求める項目が指定してある場所の範囲(グループ化するキーワードの範囲)

検索条件:どの項目を合計するのかを指定する(例:”商品A”)

合計範囲:合計値を求める項目の数値が指定してある場所の範囲

使用例(商品の売上高を求める)

例を示しましょう。

まず、下図のような、何かしらの商品の売上高を求める集計表です。通常の業務では、いきなり「売上高」に金額が記入されたりはしません。少なくとも、単価や数量あるいは値引き額等が加味されて、日別の商品の売上高が決まるように計算式が設定されています。ですが、あくまで簡潔に理解しやすいように、SUMIF関数に焦点を当てています。

excel2_1

商品Aの売上高の合計

上図の網掛け部分が集計箇所になります。

まず、商品Aですが、下図の赤枠内のようにSUMIF関数が設定されています。

excel2_2

範囲
C3セルからC11セル
検索条件 C12セル
合計範囲 D3セルからD11セル

COUNTIF関数でも触れましたが、範囲はコピーする際にずれてしまうため、固定したほうが良いです。SUMIF関数でも、範囲と合計範囲には「$」を付与してセルを固定しています。検索条件については、COUNTIF関数ではベタ書きをしていましたが、今回は、セル指定(C12)にしています。ここに関しては、コピーした際に自動でずれたほうが良いので、固定していません。

関数を組み込み、商品Aの合計が「15000+23000+5000=43000(赤矢印の箇所)」になっていますね。

商品Bの売上高の合計

次に、商品Bですが、検索条件が「C13」になっています。これは、C12セルを下にコピーした結果、自動でセルが1行下のセルC13に指定されています。商品Bの合計は「12000+5000+6000=23000(赤矢印の箇所)」になっていますね。

excel2_3

範囲
C3セルからC11セル
検索条件 C13セル
合計範囲 D3セルからD11セル

商品Cの売上高の合計

そして最後の商品Cですが、商品Bと同じようにSUMIF関数をコピーした結果、検索条件がC14セルになっています。「9000+18000+10000=37000(赤矢印の箇所)」になっていますね。

excel2_4

範囲
C3セルからC11セル
検索条件 C14セル
合計範囲 D3セルからD11セル

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まとめ

COUNTIF関数と対でSUMIF関数も覚えましょう。上記でも触れましたが、集計表を作成する際には、日別の売上高を求めるような式を組み込むのが通常ですが、その際には、例えば商品Aの単価を探して、単価を表示させたりする必要があったりします。これにはVLOOKUP関数がよく使われます。だんだんと使い方を示した関数を使用しながら少しずつ複雑な表作成のための関数を解説していきますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

では、また。

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