NHK大河ドラマ主演俳優ランキング!歴代主演回数ベスト7

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大河ドラマ主役ランキングに続いて、今回は主演俳優編です。

主役ランキングは、こちらをご覧下さい。

NHK大河ドラマ主役ランキング!歴代主人公出演回数ベスト7

2回以上主演を務めた俳優さんは、主役のランキングと同様に「7人」いらっしゃいます。

2回以上、主演を演じきるというのは、単に実力があるということに限らず、歴史上の人物にはまるからという理由もあると思います。確かに、未だにその当時のイメージが残っているいる俳優さんもたくさんいらっしゃいます。例えば、私の中では、伊達政宗と言ったら、「渡辺謙」さんです。他の俳優さんが演じられていても、失礼ながら、渡辺謙さんのイメージが強すぎて、どうしても、物足りなさを感じてしまいます(笑)。

そういう、歴史上の人物と同化できる俳優さんが2回以上主演を務めていらっしゃるのではないでしょうか?

それでは、早速見ていきましょう!

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歴代1位:主演回数4回 西田敏行

堂々の1位に輝いたのは、「西田敏行」さんです。

西田敏行さんは、主演に留まらず、

主演以外でも、数々の大河ドラマに出演されています。

もう、大河ドラマになくてはならない俳優さんですよね。

西田さんといえば、おんな太閤記で演じられた、

「秀吉」のイメージが強いのですが、

意外にも、大河ドラマでは秀吉を主演したことはないようです(笑)。

逆に、徳川家康、秀忠、吉宗、3回も徳川家の将軍を演じていらっしゃったんですね。

豊臣というよりは、西田さんといえば、徳川だったんですね(笑)。

それにしても、秀吉のようなお調子ものから家康や吉宗のように重厚感のある人物まで演じられていても違和感を持たないのは、その人物と同化できるからなのでしょうね。なかなかこういう俳優さんはいないと思います。

大好きな俳優さんの一人です。私と同じ東北出身の方なので、親近感も湧きます(笑)。

では、気になる作品ですが、こんな感じです。

1回目:第22作目の「山河燃ゆ」。1984(昭和59)年1~12月。 天羽忠 役

日系アメリカ人二世の天羽兄弟と、その家族を中心に、昭和初期から太平洋戦争前後の激動の時代を生きた人々の愛と苦悩を、アメリカ・日本を舞台に壮大なスケールで描く。(NHK公式サイト引用)

西田さんは、弟役で、兄役である「天羽賢治」は松本幸四郎(9代目)さんが演じていらっしゃいました。

この作品は、ダブル主演でした。

 

2回目:第28作目の「翔ぶが如く」。1990(平成2)年1~12月。 西郷隆盛 役

⇒幕末から明治を舞台に、変革の時代をリードした2人の薩摩藩士・西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を描く。大河ドラマ初の2部構成で、ナレーションやセリフに薩摩言葉を多用したことも話題になった。(NHK公式サイト引用)

大久保利通には、「鹿賀丈史」さんが演じていらっしゃいました。

こちらも、ダブル主演でしたね。

 

3回目:第34作目の「八代将軍 吉宗」。1995(平成7)年1~12月。 徳川吉宗 役

⇒紀州藩の三男として生まれ、父や兄が相次いで亡くなったことから徳川8代将軍に上り詰めた徳川吉宗。享保の改革を断行するなど、江戸幕府中興の祖と呼ばれたその生涯を、近松門左衛門の解説を交えて描いた。(NHK公式サイト引用)

この作品が単独主演だったんですね。

 

4回目:第39作目の「葵 徳川三代」。2000(平成12)年1~12月。 徳川秀忠 役

⇒徳川300年の礎を築いた家康・秀忠・家光、三代の治世と人生を描いた壮大な人間ドラマ。中村梅雀が扮する水戸光圀がドラマの案内役をつとめ、物語の関連知識や情報を提供した。(NHK公式サイト引用)

この作品は、徳川家康に「津川雅彦」さん。徳川家光に「尾上辰之助」さんが演じていらっしゃいました。

 

歴代2位:主演回数3回 渡辺謙・石坂浩二

歴代2位になる主演回数3回を演じられた方は、お二方でした。

「渡辺謙」さんと「石坂浩二」さんです。

渡辺謙

まずは、渡辺謙さんです。

冒頭でも、お伝えしましたが、渡辺謙さんといえば、「独眼竜政宗」です(笑)。

私の中では、政宗を演じる役者さんは、渡辺謙さん以外ありえません(笑)。

というくらいに強烈な印象です。

といっても、リアルタイムに観てはいないのですが(笑)。

地元仙台の戦国武将で、あの秀吉や家康をも恐れさせた、遅く生まれてきたがために

天下の争奪戦から外れてしまった、悲劇のヒーローとも言われています。

支倉常長をローマに派遣して、着々と天下統一を目論んでいたとも言われているくらい、豪胆な人物です。

仙台に、天下を狙える人物がいたのかと思うととても、ワクワクします。

また、渡辺謙さんには、あの「東日本大震災」の復興に多大なる支援をしていただいております。

気仙沼のある喫茶店に毎日FAXで、労りのメッセージを送ってくれるそうです。

筆まめなところは、政宗そのものかもしれません。

ということで、渡辺謙さんの主演作品は、こちらになります。

1回目:第25作目の「独眼竜政宗」。1987(昭和62)年1~12月。 伊達政宗 役

⇒奥州の暴れん坊と恐れられ、一代で仙台62万石の礎を築いた伊達政宗。その波乱の生涯を描いた戦国ドラマ。家督を相続後、急速に勢力を伸ばし、中央への進出を図る政宗だが…。『大河ドラマ』歴代最高記録となる平均視聴率39.8%を記録(NHK公式サイト引用)

地元仙台の武将というだけでも、嬉しいのに、大河ドラマ史上最高視聴率を記録したことでも知られていますよね。

名作中の名作です。

2回目:第32作目の「炎立つ」。1993(平成5)年7月~1994(平成6)年3月。 藤原経清 役

3回目:第32作目の「炎立つ」。1993(平成5)年7月~1994(平成6)年3月。 藤原泰衡 役

⇒平安時代末期、蝦夷地(えぞち)と呼ばれた東北の都・平泉に君臨した奥州藤原氏の4代にわたる興亡を3部構成で描いた。渡辺謙が1部(経清)と3部(泰衡)の主役を演じ分けた。7月から翌年3月まで放送。(NHK公式サイト引用)

同じ作品ですが、2回、主演を演じたということでカウントしています。

この作品は、極楽浄土を平泉に開いた、「奥州藤原氏」の物語ですが、東北が舞台の大河ドラマで、また、渡辺謙さんが主演を演じたことに、とても感激しましたね。東北とのご縁を感じた作品でした(笑)。

ちなみに、藤原清衡役には、同じく東北出身の、「村上弘明」さんが演じられました。

石坂浩二

続いては、石坂浩二さんです。

石坂浩二さんといえば、白い巨塔シリーズの教授役というイメージが強いです(笑)。

とかく、医者の役が多いような気がするのは気のせいでしょうか?

そして、私は意外でした。石坂浩二さんが、大河ドラマで3回主演されていたことに(^^;)。

石坂さんは、大河ドラマでは、悪役を演じることもが多かった印象です。

例えば、八代将軍吉宗では、「間部詮房」。元禄繚乱では、あの「吉良上野介」。

悪役をこなし、主演もこなすという方は、なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか?

それだけ、役に同化するのでしょうね。

石坂さんの、主演作品は、こちらです。

1回目:第7作目の「天と地と」。1969(昭和44)年1~12月。 上杉謙信 役

⇒川中島で戦った上杉謙信、武田信玄の両名将の対比を中心に、戦国の動乱の時代を背景にした人間模様を描いた。初のカラー放送に対応するため、セットや小道具などが大幅に改められた。(NHK公式サイト引用)

映画でも有名な「天と地と」ですが、大河では、石坂さんが主演されていたのですね。

2回目:第13作目の「元禄太平記」。1975(昭和50)年1~12月。 柳沢吉保 役

⇒天下泰平の元禄の世に、五代将軍綱吉のちょう愛を一身にあびて立身出世し、並びなき権勢と栄華を誇った側用人・柳沢吉保が大石内蔵助と運命的な対決をし、綱吉の死により破局を迎えるまでの栄光と挫折のドラマ。(NHK公式サイト引用)

側用人を大河ドラマの主人公に取り上げていたのですね。なかなかチャンレンジャーな企画だったかもしれませんが、意外と見ごたえはあったのかもしれません。

3回目:第17作目の「草燃える」。1979(昭和54)年1~12月。 源頼朝 役

⇒頼朝、頼家、実朝と続く源氏3代と、骨肉の争いに苦悩する北条政子の生涯を縦軸に、武家政権を樹立した頼朝と関東武士たちのエネルギーを描き、古代から中世への一大転換期を、新しい視点から浮き彫りにする。(NHK公式サイト引用)

岩下志麻さん演じる「北条政子」とのダブル主演だったのですね。

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歴代4位:主演回数2回 この4人

主演を2回演じられたのが、この方々です。

  • 三田佳子
  • 緒形拳
  • 加藤剛
  • 平幹二朗

それぞれの主演作品をまとめてご紹介します。

「三田佳子」

1回目:第24作目の「いのち」。1986(昭和61)年1~12月。 岩田未希 役

⇒終戦から現代 (放送時)に至る日本の戦後40年の歩みを時代背景に、「いのち」をいとおしみ、「心」を大切に生き抜く女医・岩田未希。妻・母・嫁としての葛藤(かっとう)も抱えながら、医療に情熱を燃やす未希の人生を描く。(NHK公式サイト引用)

2回目:第33作目の「花の乱」。1994(平成6)年1~12月。 日野富子 役

⇒室町時代後期、8代将軍・足利義政の妻・日野富子は、夫に代わって政治を動かし、跡継ぎ問題で応仁の乱の原因を作った。希代の悪女と評された富子のかっとうの生涯を9か月にわたって描いた。(NHK公式サイト引用)

緒形拳

1回目:第3作目の「太閤記」。1965(昭和40)年1~12月。 豊臣秀吉 役

⇒“サル”と呼ばれ信長に仕えた日吉丸が、やがて天下をとるまでをイキイキと描いた人間“秀吉”の物語。劇中で歴史知識を紹介したり、ドラマの舞台の現在の様子を実写で見せるなど、斬新な手法が評判になった。(NHK公式サイト引用)

2回目:第20作目の「峠の群像」。1982(昭和57)年1~12月。 大石内蔵助 役

⇒赤穂浪士の討入り派と非討入り派のそれぞれの生き方を中心に、高度成長の“峠”をのぼりつめた元禄期の、現代と似た武士や町人の生き方を描き、「忠臣蔵」事件とはいったい何だったのかを探る。(NHK公式サイト引用)

「加藤剛」

1回目:第14作目の「風と雲と虹と」。1976(昭和51)年1~12月。 平将門 役

⇒舞台は律令制度の崩壊と武士の台頭する平安中期。藤原氏の権勢に抗して、民衆のための国を作ろうと坂東で反乱を起こした風雲児・平将門と、それに呼応した瀬戸内の藤原純友の理想を軸に描いた歴史ロマン。(NHK公式サイト引用)

2回目:第18作目の「獅子の時代」。1980(昭和55)年1~12月。 苅谷嘉顕 役

⇒明治維新前年のパリ万博、幕府随行員として赴いた会津藩の下級武士・平沼銑次。幕府に対抗し独自に参加した薩摩藩の苅谷嘉顕。万博で出会った架空の2人の生き方を縦糸に、幕末から明治にかけての激動の時代を描く。(NHK公式サイト引用)

「平幹二朗

1回目:第8作目の「樅ノ木は残った」。1970(昭和45)年1~12月。 原田甲斐 役

⇒寛永11年、仙台藩に起きた伊達騒動を題材に、命をかけて伊達62万石のお家安泰をはかった家老・原田甲斐の苦悩と、孤独の中に信念を貫く姿を描く。主人公の相手役、吉永小百合と栗原小巻が男性ファンの人気を二分した。(NHK公式サイト引用)

2回目:第11作目の「国盗り物語」。1973(昭和48)年1~12月。 斎藤道三 役

⇒群雄割拠の戦国時代に、天下の制覇を夢見て野望半ばにして倒れた斎藤道三。その遺志を継いだ織田信長と明智光秀。3人の武将を中心に、下克上の乱世を生きた人々の激しいかっとうをダイナミックに描く。(NHK公式サイト引用)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かなり東北贔屓がはいっていた気もしますが、ご容赦を(笑)。

いずれにしても、55作ある大河ドラマで主演を演じるだけでも大変なことだと思いますが、それを2回以上演じてこられた俳優さんたちは、やはり、名優ですよね。

視聴者側から見ても、歴史上の人物をあの人に演じてほしいと思える人たちばかりです。

これからも大河ドラマは続いていくと思いますが、今後もどんな名演技を見せてくれるのか、そして誰が演じてくれるのかも楽しみながら、見ていきたいと思います。

では、また。

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