チェロ奏者として活躍されている「ヘーデンボルク・直樹」さん。
11月13日(日)放送の「題名のない音楽会」に出演されます。
ヘーデンボルク・直樹さんは、音楽一家に育ち、幼少の頃から、その才能を認められ、12歳からソリストとしてデビューしているのです。
そこで、今回は、ヘーデンボルク・直樹さんの経歴やプロフィール、そして家族のことも気になったので、調べてみました。
今回は、ヘーデンボルク・直樹さんですよ。
ヘーデンボルク・直樹のプロフィールや家族と経歴は?
ヘーデンボルク・直樹のプロフィール
まずは、簡単なプロフィールです。
出典:https://www.wienerphilharmoniker.at/jp/member/personid/1034
名前:ヘーデンボルク・直樹(ベルンハルト直樹ヘーデンボルク)
生年月日:1979年7月24日(現在37歳)
出身地:オーストリア・ザルツブルク
ヘーデンボルク・直樹さんは、スウェーデン人の父と日本人の母のもとに生まれた、ハーフです。彫りが深く、甘いマスクなイケメンですよね。
ヘーデンボルク・直樹の家族は?
ヘーデンボルク・直樹さんには、ご両親とお兄さんがいらっしゃるそうです。
お父さんは、スウェーデン人でヴァイオリニスト、お母さんは、日本人でピアニスト。そして、お兄さんはお父さんと同じ、ヴァイオリニストなんだそうです。
お兄さんの名前は、「ヘーデンボルク・和樹」さんです。和樹さんと直樹さん。名前から、兄弟だってわかりますね。やはり、お母さんが、日本人なので、古風な伝統あるネーミングにこだわったのでしょうかね。
そして、兄弟そろって、「ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」のメンバーでもあるのです。
お兄さんの和樹さんは、ヴァイオリニストとして、直樹さんは、チェリストとして活躍されています。
なんとも、超一流の音楽一家ですね。
ヘーデンボルク・直樹の経歴は?
ヘーデンボルク・直樹さんは、12歳でザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団のソリストとしてデビューを飾っています。
13歳の時には、世界的なチェリスト「ハインリッヒ・シフ」氏の門下となり、8年間、チェロに限らず音楽家としての在り方を学んだそうです。18歳に、シフ氏と共にウィーン国立音楽大学に移っています。
国際コンクールにも多数受賞されています。
- 1993年:若い音楽家のための国際チェロコンクール第1位(伊・ゴリツィア)
- 1995年:第二回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールチェロ部門銀メダル(仙台)
- 1998年国際コンクール”若きヨーロッパの音楽家”第1位(オスロ)等
ヘーデンボルク・直樹さんは、普段はウィーンを拠点にヨーロッパを中心に活動されていますが、母親の故郷である日本にも、特別な思いがあり、年に一度は、日本で演奏をしに来ているのだそうです。親孝行な息子ですね。
また、数々の楽団との共演があり、これまでにも、「プラハ交響楽団」、「スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団」、「読売日本交響楽団」、「東京都交響楽団」、「ウィーン楽友協会」、「ケルン放送管弦楽団」、「ウィーン・室内フィルハーモニー」、「モーツァルテウム管弦楽団」数え上げたらきりがないです(笑)。
また、「直樹の演奏をまた聴きたい」という願いから生まれた、市民の手で作られたコンサートや、クラシック音楽を間近で聴く機会の少ない地域で0歳児からの子供達にも演奏を聴いてもらう等、幅広く、コンサートも行っていますよ。
最近はアンサンブル・ラロのメンバーとしても活躍され、これまでにブラームスやヴァスクスのピアノ四重奏曲、ドヴォルザーク、ドホナーニとスークのピアノ室内楽曲の2枚のCDをリリースされています。
2003年には、バイエルン放送室内管弦楽団とのハイドンのチェロ協奏曲でウィーン楽友協会大ホールでデビューを飾り、2006年からは、神戸国際芸術祭の音楽顧問も務めています。
2007年には、アイゼナハ歌劇場(独)のソリスト・イン・レジデンスを務め、音楽総監督の阪哲朗さんと共演もされているそうです。
ウィーン・トーンキュンスラー管弦楽団首席チェロ奏者を経て、2011年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、2014年からは、「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」のメンバーとして活動をされています。
世界的なチェリストとして、今では、世界を駆け回っているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のチェリスト「ヘーデンボルク・直樹」さんについて、調べてみました。
そもそも、どうしてチェロを始めたのか気になったので、調べてみると、理由は、父も兄もヴァイオリンだったため、3人とも同じ楽器ではかぶってしまうため、あえて、チェロを始めたのだそうです。
それが、今では、世界を代表するチェリストとして活躍されています。当時の機転がなければ、チェリスト・ヘーデンボルク・直樹は、誕生してなかったんですよね。なんとも運命を感じますね。
これからも素敵なチェロの音色を響かせてください。活躍を期待しています。
それでは、今回もありがとうございました。
過去に、題名のない音楽会に出演された方の記事もあります
中野翔太(ピアニスト)のプロフィールや出身大学は?CDや動画は?
藤木大地のプロフィールとコンサート情報!カウンターテナー動画も!
石若駿の経歴とドラムがスゴすぎる!CDやアルバムと動画も紹介!
ご一緒に題名のない音楽会に出演される「小菅優」さん
小菅優(ピアニスト)のプロフィールや経歴は?CDやコンサート情報も!