リオデジャネイロ・パラリンピックが9月8日(木)開幕します。
メダル獲得に期待がかかる「水のプリンセス」こと、「一ノ瀬メイ」さん。
女優の「水原希子」さん似の美人すぎる競泳選手としても有名ですね。
今回は、一ノ瀬メイさんの出身高校や大学、競泳の記録や家族、そしてハーフの噂についても気になるので、調べてみました。
一ノ瀬メイの出身高校や大学はどこ?
一ノ瀬メイさんは、1997年3月17日生まれの現在19歳です。
右が一ノ瀬メイさんです。確かに、水原希子さん似ですね。
今日の23時から
「リオ2016パラリンピック開幕直前SP~マツコが全力応援宣言!みんな凄いじゃないのDX~」
私もVTRで出ます. どんなんか楽しみ、よかったらみてください😊https://t.co/MQ98ukHCS8 pic.twitter.com/wwQDZ20ntg
— 一ノ瀬メイ (@mei_ichinosse) 2016年9月2日
出身地は、京都府京都市。
高校は、「京都市立紫野高等学校」です。
高校3年の時に、2014年アジア競技大会に出場し、200m個人メドレークラスSM9、100m平泳ぎクラスSB9で銀メダルを、また、50m自由形クラスS9、100m背泳ぎクラスS9では銅メダルを獲得しています。
さらに、2015年2月には、全国高等学校英語スピーチコンテストというコンテストで、見事優勝を果たしています。
障害の「社会モデル」についてのスピーチを行い、文部科学大臣賞・ 文部科学大臣杯にも輝きました。
そして、大学は、「近畿大学」へ進学しています。
これまでに、200m個人メドレークラスSM9、50m自由形クラスS9、100m自由形クラスS9、100m背泳ぎクラスS9、100m平泳ぎクラスSB9、それぞれで日本記録を更新し、5つの日本記録保持者です。
リオ・パラリンピックでのメダル候補筆頭でもあります。期待が高まりますね。
一ノ瀬メイの水泳の成績は?
一ノ瀬メイさんは、数々の記録を更新し、現在、5つの部門で日本記録、そして、1つの部門でアジア記録をもつ競泳選手なのです。
その日本記録を更新した成績はどうだったのでしょうか?見ていきましょう。
■200m個人メドレー(日本記録)
- 水 路:長水路
- クラス:SM9
- 記 録:2分41秒35
- 樹立日:2016年3月6日
- 大会名:リオデジャネイロ・パラリンピック日本代表選考会兼春季静岡記録会
■50m自由形(日本記録)
- 水 路:長水路
- クラス:S9
- 記 録:31秒06
- 樹立日:2015年9月5日
- 大会名:2015 ジャパンパラ 水泳競技大会
■100m自由形(日本記録)
- 水 路:長水路
- クラス:S9
- 記 録:1分09秒16
- 樹立日:2013年10月28日
- 大会名:2013アジアユースパラゲームズ
■100m背泳ぎ(日本記録)
- 水 路: 長水路
- クラス:S9
- 記 録:1分18秒97
- 樹立日:2015年7月13日
- 大会名:グラスゴー2015世界水泳選手権大会
■50m平泳ぎ(アジア記録)
- 水 路: 長水路
- クラス:SB9
- 記 録:40秒80
- 樹立日:2016年6月11日
- 大会名:2016ドイツオープン
■100m平泳ぎ(日本記録)
- 水 路: 長水路
- クラス:SB9
- 記 録:1分25秒83
- 樹立日:2016年6月9日
- 大会名:2016ドイツオープン
出典:Wikipedia
先の、リオデジャネイロ・オリンピックでは、日本のメダルラッシュが続き、数々のドラマが生まれました。日本は史上最多の41個のメダルを獲得しました。
そして、今度は、いよいよ、パラリンピックがはじまります。
メダル獲得に期待が高まります。また、数々のドラマが生まれることでしょう。
きっと、一ノ瀬メイさんは、メダルを獲得してくれると信じています。
TOYOTAのCMにも出演されていますしね。
\TEAM #TOYOTA ATHLETESを応援しよう!!/―Vol.8 一ノ瀬メイ― ○予選 9月9日(金)〜▼選手のインタビュー記事はコチラ https://t.co/M8Fr3ZDd3j pic.twitter.com/0Hjb6feFkj
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2016年9月1日
一ノ瀬メイの家族とハーフの噂も!
一ノ瀬メイさんは、お父さんがイギリス人で、お母さんが日本人なんだそうです。
ということは、やはり、「ハーフ」なんですね。噂は本当でした。
日常的に、家庭では英語で会話をするそうなので、高校3年の時の英語スピーチコンテストでの優勝もうなずけますね。
お母さんは、生まれつき右手の肘から先がなかった、一ノ瀬メイさんに対して、「右手が短いことは、背が高いとか低いと同じように『個性のひとつ』だから、隠す必要はない」と、教えて来られたそうです。
とても愛情を注がれてきたのがわかりますよね。その教えがあってこそ、強靭な精神を身につけられたのではないかと思います。
しかし、そこに至るまでには、苦しい思いもされてきたのでしょう。非常に悔しい思いも味わってきたそうです。
1歳半のときから水泳をはじめ、自宅近くの障害者スポーツセンターに通っていました。右手は短かったですが、周囲の子供たちに泳ぎでは負けなかったそうです。
そんな中、9歳の時に、本格的に競泳の道に進もうとしますが、水泳教室では、体のことを理由に泳ぎすら見てもらえず、一瞥されてしまいます。この時初めて、障害を意識したのだといいます。
「とても悔しい思いをした」とコメントされております。
ところが、小学4年のときに、お父さんの故郷であるイギリスに留学しています。そこで、お母さんに伴われ、競泳教室に入ろうとしたら、何の違和感もなく受け入れてくれたのだそうです。これには衝撃を受けたといいます。あまりに日本と違いすぎて、また、英国では障害者の選手層も厚く、環境の違いに愕然としたそうです。
ここから、自分の泳ぎで、日本にも道を開きたいと強く思うようになったのだそうです。
思いを極め、2010年、中学2年生の時に、アジアパラリンピックに最年少の競泳日本代表として選出され、50m自由形で銀メダルを獲得しています。見事ですね。
また、「(2020年の)東京でパラスポーツを知ってもらっても、それでは遅い」。とコメントされており、リオパラリンピックをもっと身近に見て、感じてほしいとの思いから、パラリンピック間近ですが、数十社にも及ぶ取材に、可能な限り応じてきたそうです。
パラリンピックをもっと広めようという思い、熱意に胸を打たれます。
その、メンタルの強さは、やはり、お母さんの「個性」だよと教わってきたことと、家族の愛情から来るのでしょうね。
非常に前向きで明るく、笑顔が素敵な方です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、リオデジャネイロパラリンピックの競泳に出場する「一ノ瀬メイ」さんをご紹介しました。
5つの日本記録保持者であり、メダル獲得が期待される注目選手です。
不屈の精神で、きっと、期待に応えてくれると思います。
一ノ瀬メイさんが「東京」ではなく、「リオ」でパラリンピックを知ってほしい、もっと見て欲しいと強く思っています。
その熱意は、きっと伝わり、たくさんの人が応援してくれると思います。
私も絶対応援しますよ!
「頑張れ、一ノ瀬メイ!めざせ金メダル!」
では、今回もありがとうございました。