高木裕(調律師)の年収や経歴と仕事内容が気になる!書籍もあるの?

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ピアノの調律師である「高木裕」さんが、10月30日(日)放送の「題名のない音楽会」に出演されます。

高木裕さんってどんな人なのか気になったので、調べていくと、「タカギクラヴィア」という会社を設立され、アーティストのコンサートやレコーディング,テレビドラマや映画などに、調律したピアノを持ち込み、弾き手に弾きたいと思わせるピアノを提供しているという日本の音楽界を支えるすごいことをしている人なんです。そして、それだけにはとどまりません。

そこで、まずは、高木裕の年収や経歴について、そして、仕事内容(タカギクラヴィアさんの)、書籍についても調べてみました。

今回は、高木裕さんですよ。

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高木裕の年収や経歴は?

高木裕(たかぎ ゆう)さんは、ピアノの調律を、ニューヨークの「スタインウェイ&サンズ」本社の研究開発コンサルタント兼調律技術統括マネージャーであった「ウィリアム・ガーリック」氏などに師事されています。

そして、コンサート・チューナーとして、国内外のアーティストのコンサートや、各レコード会社とのレコーディングを数多く手掛けられてきました。この実績を基に、1978年、東京都渋谷区に「タカギクラヴィア」を設立されたのです。

1993年には、従来の慣習を打ち破り、自社所有のピアノをアーティストたちが弾きたいと思えるような調律を施し、コンサートホールやレコーディングなどに持ち込むというステージを始めたんだそうです。これが、タカギクラヴィアの最大の特徴ですね。

従来であれば、コンサートホールが所有しているピアノをピアニストたちが使用するそうですが、それを、ピアニストが弾きたいピアノを自ら持ち込み提供するということをし始めたのです。これには、様々な対立や誹謗中傷があったそうです。

しかし、それをものともせず、タカギクラヴィアの最大の武器としてしまったところに、高木裕さんの偉大さが分かります。

これまでに、コンサートホールやレコーディング、テレビや映画などで持ち込んだ実績は4000回以上にも及ぶそうです。会社設立から約40年ですが、年間100回以上は持ち込んでいる計算になりますね、単純に。まさに、3日に1回のペースで調律と提供を行っていることになります。驚きです。

一般の家庭にあるピアノの調律は、だいたい、1年に1回、多くても2回というのが主流だと思います。1回の調律料は15000円くらいです。

ですので、一般家庭のピアノの調律をされている調律師のかたは、月に20日営業し、一日1件調律をできたとすると、月収で約30万円くらい、年収にすれば、360万円くらいです。

なかなか、調律だけで家族を養うのは難しいですね。普通は、楽器店の専属とかになっているケースが多いんでしょうね。

一方、高木裕さんの場合は、一般の調律師とは一線を画しますね。単純な計算で見ても、コンサートホールでのピアノの調律は1台あたり、30000円くらいと言われています。これを年間100回以上とすれば、これだけで、約300万円。それに、ピアノの持ち込み代、使用料などを込みで提供していると思われるので、トータルでピアノ1台あたり10数万円くらいにはなるのではないでしょうか?

だとすると、これだけで、年収1千万以上ですね。まあ、これは会社の売上の数字ですので、社長としての収入はどのくらいかは分かりませんが。この他にも、一般の調律、パーティやミニライブもできる「カフェ タカギクラヴィア」、そして、調律師をめざす学校「タカギクラヴィア ピアノアカデミー」もあります。

これらを合わせた売上は、年間で数十億円は行っているのではないでしょうか?これらを考えると、社長である「高木裕」さんの年収は、億単位はいってるかもしれませんね。あくまで推測ですが。

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高木裕(タカギクラヴィア)の仕事内容は?書籍は?

高木裕は、タカギクラヴィアの社長ですので、主に経営面や講演、執筆などをされているようですね。

講演では、若い世代に、「調律師」を目指したいと思ってもらえるように、調律師という仕事をより魅力的な仕事に高めたい、その市場を開拓したいという内容のものが多いそうです。

その一環として、タカギクラヴィアが経営する学校「タカギクラヴィア ピアノアカデミー」は、まさに、調律師を目指したい人のための学校なのです。この学校は、「フリータイムコース」という1時間単位の個人レッスンをしてくれる初心者向けコースと、「プロフェッショナルコース」というプロの調律師を育てるコースの2種類があります。

ピアノアカデミーの詳細は、こちらをどうぞ

また、閑静な住宅街で至福の時を過ごす贅沢が「カフェ・タカギクラヴィア」で味わえます。

こだわりのコーヒーやワイン、そしてスイーツ、厳選したお食事もできるのです。さらに、店内には、グランドピアノ「Steinway&Sons Model-L」があるので、ランチタイムコンサートやデザート付コンサートなども開催することができるのです。なんとも贅沢な空間がしますね。

カフェについては、こちらをどうぞ。

最後に執筆された書籍をご紹介しましょう。

■今のピアノでショパンは弾けない (日経プレミアシリーズ) 

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出典:アマゾン

クラシックを曲解した権威主義に付き合うのはやめよう!今のピアノを知らない大作曲家達、ロボットが優勝しかねない現代のコンクール、ピアニストの苦悩と憂鬱、巨匠の愛したピアノの物語―裏側まで知り尽くした筆者だから語れる、クラシック音楽が100倍楽しくなる知識。

出典:アマゾンより

■調律師、至高の音をつくる 知られざるピアノの世界 (朝日新書)

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出典:アマゾン

演奏会において、一流のピアニストを陰で支える調律師の仕事を初公開。まるで、F1マシンを整備するがごとく、一人ひとりのピアニストにあわせて、名器スタインウェイを最高の状態に仕上げる職人の技とは―。調律の仕事を通して見えてくる、ジャンルを超えたピアノの世界、コンサートの楽しみ方を紹介する。

出典:アマゾンより

■スタンウェイ戦争[第二版]誰が日本のピアノ音楽界をだめにしたのか

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出典:アマゾン

それが職人たる調律師の意地であり、腕の見せどころだ!そうして始まったのが「持ち込みコンサート」だった。ところが、突然、横槍が入る。ファイトが湧いた。「芸術」を隠れ蓑にするピアノ音楽界の汚れた体質、暴利をむさぼる楽器輸入総代理店の横暴、その代理店にすり寄るピアニスト、コンサート関係者、調律師、音楽評論家、そして、音楽出版社の馴れ合い、もたれ合い。それこそが日本のピアノ音楽界をだめにした元凶である。ひとり敢然として戦いを挑んだ、ピアノに魅せられた男の物語。

出典:アマゾンより

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ピアノの調律師であり、タカギクラヴィアの社長である「高木裕」さんについて調べてみました。

若い、次代をつなぐ調律師が増え、ますます近代クラシックの発展につながることに期待します。

これからが楽しみですね。

それでは、今回もありがとうございました。

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