モチベーションを向上させる秘訣とは?IT技術者が持つべき貢献とは?

目安時間:約 9分

モチベーションが上がった、下がったとよく聞きます。

 

人間は、モチベーションによって、自分の感情を振り回されることがよくあるようです。

 

モチベーションが常に上がっていれば、人は、やる気に満ち溢れます。逆に、常に下がっていると、何もやる気になりません。

 

このモチベーションとは、いったいなんなのでしょうか?モチベーションを向上させる方法はあるのでしょうか?

 

ここでは、IT技術者としてモチベーションを上げるために意識すべき「貢献」について学んでください。

 

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モチベーションとは何か?

モチベーションとは何か?

 

よく、ビジネスやスポーツなどで、やる気があるとかないとか、その人の行動に対して使われる場面が多いです。

 

一般的に、モチベーションを上げると、やる気が出てくる、下げると、やる気が出ないというように言われます。

 

人間の行動は、このモチベーションに左右されているのでしょうか?

 

本来のモチベーションとは、「動機づけ」のことをいいます。

 

この動機づけに対して、その度合いが強いことを「モチベーションが上がる」、弱いことを「モチベーションが下がる」というように表現すると考えられます。

 

人はなにかを行うとき、必ず、行うための「動機」が必要になるのです。

 

それが、「モチベーション」なのです。

 

つまり、何かしらの動機付けが必要となるという意味です。

 

例えば、お腹がすいてきたので、ご飯を食べようとした場合を考えてみると、ご飯を食べるという部分が「行動」になります。そして、「お腹が空いてきた」の部分は、その目的です。

 

では、この場合の、モチベーションとは、どれでしょうか?

 

文中には現れていませんが、お腹が空いたままにしていたら、病気になってしまったり、最悪は死んでしまうこともあります。

 

人間は、これを本能的に分かっています。こうなりたくないから、ご飯を食べようと行動をするのです。

 

お分かりでしょうか?「病気になったりしたくないから」という部分が行動を起こさせるための動機になり、すなわち「モチベーション」になっているのです。

 

 

この例の場合に、モチベーションを上げると、どんどん食べたい気持ちが強くなり、肥満になるかもしれません。逆に下げると、食べたいという欲求が弱くなり、やせ細っていくかもしれません。

 

食べたい気持ちを強くさせる要因、弱くさせる要因には、2通りの方法があります。

 

1つ目は、外的要因。

2つ目は、内的要因。

 

というものです。

 

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モチベーションを上げる・下げる要因とは?

モチベーションを上げる・下げるための要因である、「外的要因」と「内的要因」。

 

外的要因とは、自分以外の何かによって、動機付けが強くなったり、弱くなったりする原因のことです。

 

例えば、先の食べ物の例で言えば、激辛カレーを完食したら、料金は無料とか、○○kg完食したら、1年間無料券進呈とかあった場合、「ようし、頑張って完食して、ただで食べてやる!」となれば、これは、得するために、食べるということに対して、動機付けが強くなったということです。

 

逆に、同じ条件でも、ある人は、そこまでして食べたくないとして、挑戦しないこともあるでしょう。この場合は、その人にとっては、動機付けが弱くなってしまったということになります。

 

では、内的要因はどうでしょうか?

 

こちらは、動機づけに繋がる、自分の中から湧き出て来た何かのことです。それは、自信であったり、何かに挑戦してみたいという思いだったり、喜ばれたいという思いだったりします。

 

外的要因と内的要因、それぞれにモチベーションを上げる・下げる要因がありますが、外的要因は、すぐに下がります。

 

理由は、単純です。

 

外的要因で上げられたモチベーションは、次第に、上がらなくなるからです。

 

また、これかよ。という感じで、どんどん意欲が削がれていきます。ですから、外的要因を与える側は、次から次へと手段を考えていかなければいけないことになります。お互い疲れます。

 

ですが、実は、システム開発の現場では、外的要因によって、モチベーションがあげられていることだらけなのです。

 

例えば、残業や休日出勤によって、給料が上がるとか、代休をとれるとか。資格をとれば、資格手当が出るとか。様々な外的要因によって、我々はモチベーションを上げられているのです。

 

これでは、モチベーションを上げていくのは難しいのです。

 

仕事がつまらない、どうでもいいと思っているIT技術者は、恐らくこうした状況にいるのではないでしょうか?

 

これに比べ、内的要因は、持続します。

 

自分が行うことで、プラスの結果が出れば、どんどん、また挑戦したい、喜んでもらいたいと思い、プラスに循環していくのです。

 

例えば、ユーザーのためによい提案ができないかを常に最新情報などを入手して調査しておくとか、そのために、自分にはどんなスキルが必要なのかを調べて勉強してみるとか、どんどんと新たなやりたいことが出てきます。

 

IT技術者こそ、「貢献」を意識すべき!

内的要因により、どんどんやりたいと思える気持ちなってくれば、どんどん良い方向に回り、毎日が楽しくて仕方なくなるでしょう。

 

しかし、大半の人がそうではないのです。

 

それは、社会のしくみそのもののが、外的要因で行動させられているからです。

 

まして、システム開発の現場においても、自分の思うように進めることも不可能です。

 

では、どうすれば、内的要因により、モチベーションを上げることができるのでしょうか?

 

それは、ずばり、「貢献」することです。

 

誰かのため、何かのためになることをすればよいのです。

 

簡単に言っていますが、難しいことはよく分かっています。

 

ですが、ちょっとしたことでも、貢献できる場面はたくさんあるのです。それに気づけるか気づけないかの違いだけなのです。

 

例えば、プログラマーのA君がどうしてもエラーをつぶせない箇所があったとします。そこに、あなたが、このエラーを解消してあげたとしたら、A君はあなたに感謝するでしょう。

 

そして、あなたは、少なからず嬉しくなるのではないでしょうか?A君がまた困っていたら、助けてあげたいと思うようになるかもしれません。

 

これが、貢献です。

 

なにも大きな目標を成し遂げるだけが貢献ではありません。

 

小さな小さな貢献の積み重ねが、モチベーションを向上させるための秘訣なのです。

 

 

あなたも、誰かのために、なにかをしてあげる「貢献」をすることによって、モチベーションが上がっていくのを実感できるはずです。

 

これに気づけるか気づけないかだけだということを理解してください。

 

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カテゴリ:スキル 

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こんにちは、管理人のあっきーです。

SE・プログラマになって30年の現役戦士です。

私が、30年のシステム開発経験で培ってきた困ったときの乗り越え方を教えます。

但し、対処法ではなく、私がお伝えするのは「思考法」です。

困ったときにこうすればよいという「行動」を教えても、その人にあうのかどうかはわかりません。ですから、「考え方」をお伝えするのです。

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