山の日はいつからなの?なぜ始まったの?山好きの熱い思いが実った!

A stupa under snow (left) on the trail to Tengboche monastery (centre). Mt Everest (8850m) is making clouds just left of centre, with Lhotse (8498m) partly obscured just to the right. Far right is Ama Dablam peak.

こんにちは、あっきーです。

「山の日」が今年2016年8月11日(木)から始まりますね。

8月に祝日?って感じでしたが、いよいよ今年から祝日が増えると思うと素直に嬉しかったりします(笑)。

単純に「海の日」があるから、次は「山の日」なのかと思っていましたが、実はそんな単純な話ではなさそうでしたので、少し調べてみました。

山の日が制定されるに至るまでは、山を愛する人たちの熱い思いがあったのです。

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山の日はこんなきっかけから始まった

「山の日」制定のきっかけと目的

マナスル登頂などの国民的登山ブームきっかけに、

1961年、富山県の立山で登山大集会が行われ、山に畏敬の念を抱き、森林の恵みに感謝することを目的山の日をつくろう宣言」がなされました。

1997年、山梨県で「山の日」行事始まり、続いて、広島県、大阪府、岐阜県、群馬県にも広まったようです。国民の祝日ではないですが、とても意義のあることだったと思います。

「山の日」が国民の祝日になるまでの経緯

そして、最初の宣言から約50年たった2010年

山岳5団体(日本山岳協会、日本山岳会、日本勤労者山岳連盟、 日本山岳ガイド協会、日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト)」により、

「山の日」制定協議会が発足されました。

ここから、「山の日」制定協議会により、「山の日」を国民の祝日にしようという運動が始まったのです。

国会議員や地方自治体の首長への働きかけを行い、2012年に、6月の第一日曜日を「山の日」として提案し、

約2年後の2014年5月23日に、

参議院本会議で賛成多数で可決され、晴れて、国民の祝日として「山の日」が誕生しました。

施行は、2016年8月11日となり、毎年、8月11日が「山の日」となったのです。

そして、制定されたことを受け、『「山の日」制定協議会』から現在の『全国「山の日」協議会』へ名称が変更されたのです。

山の日はなぜ8月11日なの?

最初の提案では全国の山開きが6月の第一日曜日に行われることから提案されたみたいですが、企業等の大多数から反対されたそうなのです。

6月よりは、8月のお盆前後にまとまった休みにすることで、経済効果が高まると企業側では考えたとも言われますが、連休が増えたほうが嬉しいし、暑い中仕事するよりはいいかなという思いもあったのだと思います。

それで結局は、8月11日になったのです。

しかし、日にちも最初は8月12日が有力だったそうです。

それが、なぜ、11日になったのでしょうか?

8月12日は、昭和60年に日航のジャンボジェット機が群馬県に墜落したあの大惨事があった日です。

遺族の方々への配慮から11日になったそうです。

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まとめ

実に、50年以上前から「山の日」構想があったのは知りませんでした。

海の日ができたから、次は山の日ねという単純なことではなかったようです。

山を愛する人たちの熱い思いが実を結んだのですね。半世紀にも渡る悲願だったんですからね。

なんだか、一人で感動してしまいました(笑)。

私は、登山はしたことありませんが、これを機会に登山に挑戦してみたくなりました。真夏に山は、涼しくて暑さも凌げると思いますし、清々しいですよね。

今年、山の日第一回目に、「登山」をするのも粋でいいかもしれませんね。

みなさんも良かったら、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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