藤井聡太の中学校はどこ?将棋の成績やプロになる条件は?

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将棋の世界で、62年ぶりに最年少記録が更新されました。

14歳2ヶ月の「藤井聡太」さんが、なんと、将棋のプロになったのです。

この記録は、加藤一二三九段が打ち立てた最年少記録である「14歳7ヶ月」を5ヶ月更新した大記録なのです。

今回は、藤井聡太さんが通う中学校や、超難関と言われる将棋のプロになるまでの成績や、そのプロになるための条件が気になったので調べてみました。

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藤井聡太の中学校はどこ?

藤井聡太さんは、2002年7月19日生まれの14歳です。

そして、愛知県名古屋市にある「名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校」の中学2年生なのです。

国立の学校の中で、全国唯一、中高一貫教育を提供している学校です。

高校から入学する場合の偏差値は62くらいで難関の部類ですよね。

また、中学入試では、倍率が7~8倍で非常に倍率が高く、人気のある学校です。

やはり、中間一貫校というのは、親からしても魅力的です。ですので、高校よりは、どうしても中学の入試の方が狭き門になります。高校からよりは、中学から通いたい、あるいは通わせたいと思う人が多いと思いますし。

ですので、藤井聡太さんは、やはり頭脳明晰なんでしょうね。

だからこそ、最年少という大記録をなし得たんだと思います。すごいことです。

ちなみに、この学校の有名な出身者は、衆議院議員の「辻元清美」さん、中部電力の社長の「勝野哲」さん、サッカー解説者の「中西哲生」さん、俳優でタレントの「加藤晴彦」、俳優でタレント・モデルの「高村凛」さんなどがいらっしゃいます。

藤井聡太将棋のプロになるまでの成績

藤井壮太さんは、2016年9月19日で、14歳2ヶ月になります。

プロの登録が10月1日ですので、14歳2ヶ月での登録になるのです。

これにより、加藤一二三九段が打ち立てた最年少記録である「14歳7ヶ月」から5ヶ月更新されることになるのです。

では、藤井聡太さんがプロになるまでの成績はどうだったのか、見てみましょう。

藤井聡太さんは、5歳のときにお婆さんから将棋を教わったのが、将棋の世界に入ったきっかけなのだそうです。

そして、10歳になった、2012年9月に、新進棋士奨励会に6級で入会しています。

奨励会時代から詰将棋の強さには定評があって、詰将棋解答選手権では2015年(第12回)・2016年(第13回)とチャンピオン戦で2連覇を達成しています。

また、2015年10月18日、中学一年生のときに、麻生喜久二段に勝ち、三段に昇段しました。この三段に昇段したときも、13歳2カ月で、佐々木勇気五段がもつ「13歳8カ月」の最年少記録を更新しています。

そして、2016年9月3日、日本将棋連盟の第59回奨励会三段リーグで13勝5敗で見事1位となり、10月1日付、14歳2か月でプロ棋士(四段)となる資格を得たのです。

ここに、「史上初の21世紀生まれの将棋プロ棋士」が誕生したのです。

ちなみに、中学生でプロ入りを果たしたのは加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治三冠(王位・王座・棋聖)、渡辺明竜王に続く5人目の偉業達成です。

早く、偉大な先輩棋士たちとの対戦が見てみたいですね。

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プロの将棋士になるための条件とは?

藤井聡太さんが、記録を更新したプロ棋士になるためにはどうしたらよいのか、どれくらい難関なのかが気になりますよね。どれだけ、厳しいのか調べてみました。

将棋のプロになるためには、2つの方法がありました。

一つ目は、奨励会というところに入会する方法。

そして、もう一つは、「プロ編入制度」によって、アマチュアからプロに編入する方法です。

それぞれについて見ていきましょう。

一つ目の「奨励会というところに入会する方法」ですが、まずは、日本将棋連盟が主宰する東西の「新進棋士奨励会」に入会しなければいけません。これが主流の方法となっています。奨励会に入会する条件としては、連盟正会員である四段以上のプロ棋士から推薦を受けることが必要になります。その上で入会試験を受けることになります。

だいたい、奨励会に入会した時の級段位は6級だそうです。藤井聡太さんも、6級で入会されていますね。

6級といえど、このレベルは、アマチュア将棋の四段に相当する非常に高いレベルなのです。ですので、入会するにも、かなりのレベルが要求されるということになります。この時点でもかなり難関であることが分かります。

そして、奨励会に入会できたなら、「四段」を目指して昇級、昇段を懸けた熾烈な対局をしていくことになります。各対局を通して、所定の成績を収めると昇級または昇段が認められます。

そして、「三段」になると、年二回行われる「三段リーグ」に参加でき、それぞれの上位2位までが「四段」として認められます。この「四段」になると、晴れて、「プロ将棋士」として登録されるのです。

つまり、年間たったの4名だけがプロの棋士として認定される狭き門なのです。

藤井聡太さんは、この三段リーグで堂々の1位になり、四段に昇段し見事プロ将棋士となったのです。

ちなみに、プロになれるのは奨励会の入会者のうち2割程度だそうです。

三段になったあと、プロになるために、ほとんど全ての時間を将棋に費やさないといけないほどで、そのほとんどは学生か無職なんだそうです。それほど、四段への昇段は厳しいんです。

また、奨励会には年齢制限もあって、初段は23歳まで、四段は26歳までにならないと、強制的に退会させられてしまいます。ただし、三段リーグで勝ち越せれば、29歳まで退会が延長されます。

プロの棋士になるのは非常に厳しく狭き門というが現実ですね。

そして、二つ目の「プロ編入制度」ですが、このプロ編入制度を受けるための条件は、10勝以上、勝率6割5分以上という規定を満たした上で、プロ棋士からの推薦が必要となります。

そして、その条件を満たしたアマチュア棋士がプロ棋士相手に対局をして、5対局中3勝することができれば、晴れて「プロ棋士」に昇格できるという制度となります。

この方法は、2005年に当時アマチュア棋士だった瀬川晶司四段がプロ編入の嘆願書を連盟に提出して、編入試験を突破したことから、正式に制度化されました。

年齢制限はありませんが、奨励会入りするよりもかなり条件が厳しいです。

この方法で、プロ棋士になった方は、ほとんどいないそうです。

ちなみに、藤井聡太さんの師匠は「杉本昌隆七段」です。62年ぶりの大記録に、師匠としては誇りでしょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、62年ぶりにプロ棋士の最年少記録を更新した「藤井聡太」さんをご紹介しました。

三段になったときも、最年少記録を更新し、そして、四段となってプロ棋士になりました(正式登録は10月1日)。

偉大な先輩方の背中を追いかけ、いつか、数々の記録を更新し、偉大なプロ棋士になっていくことでしょう。

これからの活躍が楽しみですね。

では、今回もありがとうございました。

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