2016年の台風10号が8月20日ごろから発生しました。
台風9号は、東日本、北日本を北上していますが、台風10号は、逆方向で南の海上、沖縄付近の南大東島に停滞しています。
気象庁から発表された最新情報と現在の状況、今後の進路予想をお伝えしていきます。
台風10号2016年最新の進路と現在の状況
台風10号は、LIONROCK(ライオンロック)という名称になっています。
2016年8月22日22時30分発表の情報によりますと、現在は、南大東島の北東約420kmにいるようです。沖縄が暴風雨域に入りそうです。
その進路予想図です。
引用:http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/1610.html
台風第10号は、22日21時には南大東島の北東約420kmにあって、ほとんど停滞している状態です。さらに、予想では、25日の21時くらいまで、居座り続ける印象です。
その後は、沖縄に上陸し、九州へ北上後、また沖縄に接近するという予想もあります。
とにかく、動きが鈍く、しばらく、沖縄付近に居座り続ける、不気味な台風ですね。
中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は23m/sとなっています。
台風周辺の海域では、大しけとなる可能性があるため厳重な警戒が必要です。
台風10号による飛行機、船舶の運行状況への影響
8月22日時点では、まだ、飛行機、船舶ともに運行状況に影響は少ないようです。
ただし、船舶は、台風10号が沖縄に上陸する可能性もあることから25日から28日くらいは、欠航が予想されます。
また、奄美大島や鹿児島方面へのフェリーなどは、一部条件つきで運行しているところもありました。
船舶をご利用される方は、運行状況のチェックをしていきましょう。
まとめ
東日本、北日本を北上している台風9号とは対照的に、沖縄付近に居座り続ける台風10号。
今後、沖縄に上陸するのかどうなのか非常に気になります。もし、上陸することになれば、大変な被害が想定されますので、沖縄、九州地方にお住まいの方は十分注意が必要ですね。
交通の便も飛行機や船舶(フェリー)は欠航便が多発しそうです。
25日から28日くらいにかけては、沖縄、九州方面が暴風雨域に入っていることが予想されますので、お出かけや出張を予定されている方は、フライト情報や船舶(フェリー)情報などの運行状況をこまめにチェックしていきましょう。